ブライアン・フェリーが新EP「Love Letters」をリリースしたということで、MP3ダウンロードで購入しました。全4曲のカヴァー集で、収録曲は以下の通り。
- Love Letters
ケティ・レスターが歌って1961年にヒットした曲で、作詞作曲はエドワード・ヘイマンとヴィクター・ヤング。 - I Just Don’t Know What To Do With Myself
ダスティ・スプリングフィールドのヒット曲で、作詞作曲はハル・デヴィッドとバート・バカラック。 - Fooled Around And Fell In Love
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の最強MIXの中にも収録されていた、エルヴィン・ビショップの1976年のヒット曲。 - The Very Thought Of You
ビリー・ホリデイやナット・キング・コールが歌ってヒットした、レイ・ノーブル作曲のスタンダード。
モノクロのクラシックなジャケットアートから、「Bitter Sweet」とか「As Time Goes By」のような30年代/50年代ジャズ調のカヴァーになるのかなと想像していましたが、全曲モダンなアレンジの楽曲でした。ゴージャスなサウンドだった「Avonmore」よりは、音数を抑えたシンプルなアレンジ。
フェリーさんは「気合いの入ったアルバムを作ったあとに傑作カヴァー集を出す」という法則があって、入魂のアルバム「Horoscope」の製作が頓挫した時に気分転換でレコーディングした「TAXI」とか、珠玉のギターロックアルバム「Frantic」の勢いをそのままディランのカヴァー集に持ち込んだ「Dyranesque」とか、もっと遡ればロキシーの「For Your Preasure」と前後してソロでリリースした「愚かなり、わが恋」とか、まぁどれも素晴らしいカヴァー集なわけです。
今回はEPだから曲数が少ないのが難点ですが、末長く愛聴出来るEPではないかなと思います。
で、フェリーさんのEPを買った時に「そういえばマヤ・ホークもニューシングルをリリースしてたなぁ」と思い出し、”Blue Hippo”も購入しました。
前回の”To Love A Boy”はカップリングで”Stay Open”も収録されていたけど、今回は1曲だけ。マヤさんの囁くようなエンジェリック・ヴォイスは健在。癒やされます。少し寂しげだった”To Love A Boy”に比べて若干キュートなサウンドかなと。シングル曲を3つにまとめてEPにしてウォークマンに転送しました。
ミュージックビデオは『Human Capital』でマヤさんと共演したフレッド・ヘッキンジャーが監督しているみたいですな。BANGER!!!でマヤさんにインタビューした時、ヘッキンジャーとは同じ高校に通ってたと言ってました。
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