先日、レーベル音源の配信をお願いしている会社さんからここ3ヶ月分の売上報告書が届いたので、何となーく目を通して何となーく分析。
せっかくなので、過去数年分の売上報告書も再度見直して、どの曲が人気なのかトップ3を集計してみる事にしました。
各アーティストの統計結果は以下の通り。
■Charlie DeChant
1位:Afternoon
2位:Blue Song
3位:Sun Shower
■FOZZY
1位:Paraskavedekatriaphobia (Friday the 13th)
2位:Martyr No More
3位:Under Blackened Skies
■Eliot Lewis
1位:She’s Gone
2位:Jetstream
3位:Truth
※『ケルティック・ロマンス』はまだ集計データが足りない感じなので割愛。
というわけで、この結果から言える事は、
■チャーリーさんの曲は、アップテンポなものよりスローテンポなバラード系の曲が好まれる傾向あり。
■FOZZYでParaskavedekatriaphobiaが一番人気なのは、何よりもまずこの奇妙なタイトルがリスナーの関心を惹いているから(=インパクトがあるから)。
■エリオットさんのアルバムでShe’s Goneが一番人気なのは予想どおりとして、歌モノ・インスト問わずギターリフがカッコイイ曲が売れている傾向あり。
…という感じでしょうか。何しろカラオケ大国ニッポンゆえ、メジャーな音楽業界だと「歌のない曲は売れない」ってな話になりがちですが、インディー業界だと一概にそうとは言えなかったりして、一般的な「売れる音楽・売れない音楽」という考え方が全く通用しないわけです。ウチみたいなレーベルには有難い話ではあるのですが
「歌モノは聴くけどインストはあまり…」という方も多いかと思いますが、この機会にインスト曲の面白さに開眼してみるのもよろしいかと。1曲150円くらいなら”お試し価格”的な感じで試し買いもしやすいですからねー。