先週は数日お休みを頂きまして、2つのコンサートに行って参りました。
ひとつはプライマル・スクリームの来日公演@新木場STUDIO COAST。
そしてもうひとつがティム・バートン&ダニー・エルフマンのハロウィーン・コンサート@東京国際フォーラム。
今回ブログで書かせて頂くのは後者です。
過去2回のダニー・エルフマンの来日公演は夏に行われていましたが、今年はハロウィーンの時期に来て下さいました(今週末にハリウッドボウルで3days公演を行う模様)。
去年は『アリス・イン・ワンダーランド』(10)と『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)の生演奏上映という形式でしたが、今回はおととしのような「ティム・バートン作品演奏会」的な内容でした。
曲目もほぼ同じですが、今回は『ナイトメアー』で土居裕子さんの「サリーの唄」のパフォーマンスがありました。
それにしてもダニー・エルフマンの音楽はイイですね。。
生演奏で聴く『バットマン』(89)~『バットマン リターンズ』(92)組曲はものすごい迫力だったし、『マーズ・アタック!』(96)のB級テイスト溢れるチープなレトロフューチャーサウンドにはニヤニヤしっぱなし。
『シザーハンズ』(90)は前回同様、センチメンタルな音楽とヴィンセント・プライス&ウィノナ・ライダーの登場する映像演出に目頭が熱くなり、サンディ・キャメロン女史の超絶技巧ヴァイオリン演奏に視線が釘付け。
そして『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)でのダニー・エルフマンの生歌に大コーフン。日本に居ながらにしてアカデミー賞ノミネート作曲家の熱唱する姿が見られるというのは、ハッキリ言ってものすごく贅沢なことなのではないかと思います。
…で、大変光栄なことに、ワタクシ今回も終演後にダニーさんとバックステージで会って参りました。
今年の5月に『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(16)のサントラ盤ライナーノーツを書かせて頂いたので、せっかくの機会だから直に日本盤をお渡ししようと考えていたのでした。
去年終演後のバックステージにお邪魔した時は、舞台監督の誕生日祝いが行われたりして非常に賑やかだったわけですが、
過去のブログ参照↓
“夏の夜の夢”はまだ続く…『ディズニー・イン・コンサート』終演後にダニー・エルフマンと会ってきた!の巻
今年のバックステージもなかなかの賑わいぶりでして、指揮のマウチェリおじさまやサンディ・キャメロン様、その他ステージ関係者の方々が揃っていい感じの打ち上げムードになっておりました。初日の公演終了後だったこともあって仲間同士で盛り上がっていたのでしょう。
で、そんな中に外部の人間のワタクシがポンと放り込まれたわけですから何とも心細かったのですが、ダニーさんと目が合った時に会釈したら、
「おお、キミか!」という感じで当方を認識してくれたのでひと安心。
「ワタクシのこと憶えてますか…?」と聞いたら、
「もちろんだよ!前に『フランケンウィニー』のサントラ盤(日本盤)をくれたじゃないか!」…と言っていたので、当方のことをちゃんと憶えていて下さいました。
…というわけでダニーさんに『アリス』の国内盤を渡せてミッション完了。
「これはタイトルが日本語で書いてあるね。僕らにとってはこういうのが貴重なんだよねぇ」とダニーさんもご満悦。
持参した自分のぶんの『アリス』のサントラ盤の他に、La-La Land Recordsの直販で買った『バットマン』の4枚組デラックスサントラ盤にもサインを頂きました。
そして記念写真をお願いしたら、ダニーさんと一緒に肩を組んだポーズで写真を撮ってもらえました…。去年はバックステージが忙しそうだったので写真撮影は自重したのですが、今年はツイてました(写真は肖像権とかいろいろありそうなので掲載を控えさせて頂きます)。
ちなみにダニーさんにサインを頂いている時、「ワタクシ、『ガール・オン・ザ・トレイン』(16)のサントラも予約注文しましたよ!」と言ったら、
「おおそうか、『ガール・オン・ザ・トレイン』はいいぞ!」と言っていたので、数あるブログの中から当方のブログに検索で辿り着いて下さった方には、是非ダニーさんイチ押しの『ガール・オン・ザ・トレイン』のサントラを聴いて頂きたいなと思います。
それにしても終演後バックステージに集まった皆さんは全員楽しそうでしたね…。
皆さんいい笑顔をされていましたし、出演者の方々も日本公演を楽しんでいたのではないかなと思います。