青葉区大町にあるレトロな感じの和菓子屋さん、光明堂。
「饅頭作って百三十八年」
「創業明治十四年」
…というなかなかの老舗です。
ワタクシ坐カフェやSENDAI COFFEE STANDに行く時に、「ふーん、こういうお店があるんだぁ」とお店の存在は知っていたのですが、中に入る機会がなかなかありませんでした。
お店のホームページなどがないので、「どういうお菓子を売っているのかよく分からなかったから」という理由もありますが。
入店のきっかけは「昔あったカステラ饅頭みたいなのが食べたい」という母上のひとことでした。
母上が言っていたカステラ饅頭のお店はもう閉業してしまっていたのですが、「そういえばカステラ饅頭が名物って書いてあるお店が大町にあったけど、そこで買ってみる?」ということになり、意を決して店内に入ってみたのでした。
で、初回訪問時に買ったのが、
お店の名物「かすてら式 仙臺饅頭」。
箱に封入されていた説明書きによると、
新鮮な鶏卵・蜂蜜・精白糖・煉乳・白中福豆等の厳選した原料を用いて、
謹製致しました一流独特の仙臺饅頭は、
カステラ特有の香ばしい風味を持ち、日持ちも相当よく精製してあります。
…とのこと。日持ちについては保存料の類いを一切使用していないので、それほど長くないです(賞味期限は1週間くらいかな?)。
そしてこの仙臺饅頭が実にウマいのであります。
餡はいわゆる黄身餡で、
外側の皮がカステラ風味。
簡単に説明するならば「銘菓ひよ子」のような感じなのですが、
皮の質感がちょっと違う。
ひよ子よりこっちの方が香ばしさがある感じ。
餡の舌触りと甘さ加減も違うかも。
皮がしっかり美味しい饅頭は最高だよねーということで、
母上共々、仙臺饅頭の味に見事にハマりました。
その後光明堂を再訪した時に買ってみたのが、
「ローマ使節」という何とも厳かなネーミングの焼き菓子。
仙臺饅頭の箱に入っていた説明書きによると、
南蛮式カステラを配した上品なお味
…とのことなのですが、どんなお菓子なのかこれでは全然分からない。
親切そうなお店のオバサマに尋ねてみてもよかったのですが、
内容を尋ねてから「やっぱりやめます」とも言いにくいし、
まあカステラ系のお菓子なんだろうということで、試しに買ってみました。
結論から申し上げますと、コイツが大変美味でした。
どんなお菓子なのか言葉で説明するのがちと難しいのですが、
「カステラが栗まんじゅうの皮に包まれているお菓子」という感じです。
クリームとかあんことか入っていないので甘すぎず、どっしりと重くない。
基本はカステラ系のお菓子なのだけれども、
そこに菓子パン的な味わいもあったりして、
唯一無二の食感と、軽やかな甘味がクセになります。
ワタクシはこのままプレーンで頂いた方が断然美味しいと思いますが、
何か味をチョイ足ししたいという場合は、
ジャムなんかがいいんじゃないでしょうかねー。
お店にはこれらのお菓子のほかに、
仙台ゆべしやオーソドックスなお饅頭、
マドレーヌやロシアケーキ、
各種パイ饅頭(スイートポテト、マロン、あんこ、アップルなど)が並んでいます。
当方のブログに何度か登場している「ガトーかんの」や、
せんだいメディアテークの向かいにある「甘座洋菓子店」、
仙台市内の老舗のお菓子屋さんの逸品を皆さまも是非。
■光明堂 仙台饅頭本舗
仙台市青葉区大町2-1-4
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