ここ数年、年末年始は「ゲームセンターCXを観ながらガンプラを作る」というのが恒例となっています。
昨年はコロナ禍で気が滅入っていて、なかなか「ガンプラでも作るか」という気分にならなかったのですが、今回の年末年始は「不要不急の外出を控えて家にいること」が良しとされる状況でもありましたので、だったら積んであるガンプラでも作るかと思い立った次第です。
とはいえ、ガンプラを作るのは1年ぶりくらいだったので、手をつけるキットの順番も考慮して作業を開始しました。
その1:1/60 電動式4色射出成形機
これを「ガンプラ」と言っていいのかどうか分かりませんが、まずは肩慣らしということで、数年前に買って棚に積んだままだったこのキットから初めてみました。
これ、どこで買ったんだったかなぁ…。お台場に行った時か、仙台パルコでガンプラEXPOがあった時だったか、もはや完全に失念しました(連れの友人に「これホントに買うんですか?」と言われたことだけ覚えてます)
部品数が少ないので、ほぼ素組みであっさり完成。
ワタクシはこういうミニチュア的なオモチャが結構好きなので、これはこれで味があっていいなと思いました。
その2:HG ド・ダイ改
その次に作ったのが、プレバンでHG リック・ディアス(リニューアル版)と一緒に買ったド・ダイ改。パーツも少なそうだし、塗装もほとんど必要なさそうだったので。。
以前もベースジャバー系のキットをいろいろ買いましたが、最後発ということで、このド・ダイ改が一番出来がいいですね。
ほとんど塗装しなくても成型色のままで設定画通りの色分けが出来ているし、『Z』時代のエゥーゴ系MSならばほぼ全機種2台まで乗せられるので、なかなか遊び甲斐もあります。
『ZZ』の頃は、ガンダムチームのほぼ全員とハヤトがこの機体に搭乗して戦闘に参加したことがあるという、なにげに隠れた名機なんですよね。。
その3:シナンジュ・スタイン(ナラティブver.)
最初はあまり食指が動かなかったものの、『機動戦士ガンダムNT』でゾルタン様のアナーキーな活躍を見て以来、すっかり魅了されてしまったシナンジュ・スタイン。
初めて箱を開封した時、ココアブラウンの成型色に若干の違和感を覚えたものの、自分の技量とプラモ制作環境ではこのパーツを全部ファントムグレーに塗るのは難しいと判断したので、例によって素組み+部分塗装 with 墨入れでお手軽作成。それでもなかなか絵になる男前MSです。
バーニア部分はココアブラウンよりファントムグレーの方がいいなと思ったので、そこはガンダムマーカーで塗装(内側も赤く塗装)。
一応、スラスター周り(シナンジュで言うところの黄色の部分)は白で塗装。余ったバズーカのパーツは、シナンジュのビームライフルに取りつけました。
その4:シルヴァ・バレト・サプレッサー
絶対作るのが面倒だろうなと思ったので、最後に手をつけたキット。
案の定、予備の右腕4本を作るのが段々億劫になってきました…。
予備の腕のうち、関節が曲がるのは1本だけなのですが、バンダイから「腕を4本も作るの面倒だろ? だからあとの3本は肘が曲がらないシンプルなやつな!」と当方の考えを見透かされたようで、何だか複雑な気分でした。まぁ実際には製造コスト面での事情なんかもあるのでしょうけれども。
見ての通り上半身が重いデザインなので、脚部にかなり負担がかかりそうです(何年も前に作ったクシャトリヤは、もう膝関節がかなりキてました)。
それにしても、ドーベン・ウルフの「腕を飛ばす(=腕が外れる)」というギミックを「ビーム・マグナムを撃って使えなくなった腕を交換する」ギミックに転換するとかよく考えたもんですね…。こういう魔改造チックなことは、MSマニアのタクヤ・イレイあたりが考えたんじゃないかなと想像しています。
しかしビーム・マグナムのような反動が大きい武器を使うなら、踏ん張りが利きそうにないヒール状の足のデザインにするのはどうなんだろうとも思ったり…。
ローゼン・ズールのように重力下での運用を想定しないとしても、いつも片膝をついた安定姿勢で狙撃出来るとは限りませんからねぇ。
ちなみに足をヒール状にしたおかげで(膝関節も変更されているし)、ただでさえ大型なシルヴァ・バレトがさらに背が高くなりました。
4枚羽根を展開させた状態のHGクシャトリヤとほぼ同じ高さ。ジェガンの頭部が、シルヴァ・バレト・サプレッサーのお腹のあたりに来るぐらいの高低差です。
なおシルヴァ・バレト・サプレッサーの塗装ですが、ドーベン・ウルフやシルヴァ・バレトと同じように、肩や腕のスラスターの内側を部分塗装しました。
あと、裾の羽根状の部分は設定画だと白なのですが、シールがうまく貼れそうにないし、ダークグレーの成型色パーツに白の塗装をするのもうまく行きそうにない気がしたので、思い切ってパープルにしてみました。ま、そんなにおかしくもないのではないかと思います。。
…というわけで、せっせとガンプラを作っていたら、年末年始は全くと言っていいほど家から出ることなく(郵便受けに新聞とか年賀状を取りに行った程度)、完全ステイホームで過ごすことが出来ました。
今年はコロナ禍での日常生活でイライラ・ハラハラ・ソワソワが溜まった時、ガンプラに逃避しようかなと思っております。
ちなみに去年の今頃作ったガンプラは、HG ナラティブガンダム C装備と、HG ディジェ(ナラティブver.)でした。