キングレコードの「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズで、『アメリカン・サイコ』(00)がラインナップに加わっていたので買いました。
『アメリカン・サイコ』 Blu-ray (amazon)
『アメリカン・サイコ』 Blu-ray (TOWER RECORDS)
なんか、ちょっと観ない間に強烈なパッケージビジュアルに変わってたんですね…。
自分が映画館に観に行った頃は、余白を活かしたデザインのポスター/チラシとか、クリスチャン・ベールの陰のある斜め横顔をフィーチャーしたスタイリッシュな写真だったのですが。
まあ映画の内容を考えれば、新装版のビジュアルでも間違いはないんだけど(実際、こういう顔をして素っ裸でチェーンソーを振り回しながら襲ってくるし)。
DVDを買ったのはもう20年くらい前になるのかな。
映像特典を比較してみると、
■DVD版
メイキング&インタビュー
クリスチャン・ベール来日コメント
オリジナル予告編
日本版予告編/特報
TVスポット
■ブルーレイ
The ’80s: Downtown(業界人インタビュー集)
削除シーン集(監督コメンタリーつき)
American Psycho: From Book to Screen(関係者インタビュー集)
音声解説×3(グウィネヴィア・ターナー、メアリー・ハロン×2)
…といった感じ。
当然のことながら後発のブルーレイ版のほうが特典も充実しているのですが、クリスチャン・ベール来日コメントは旧版DVDでしか観られないので、数分程度の映像特典とはいえ、DVDの存在意義があると言えるでしょう。
あと草尾毅さんや野沢那智さんの日本語吹き替えが聴けるのは、旧版DVDのみのようです。ブルーレイ版の吹き替えキャストはVOD版のものっぽかったので。
で、久々に『アメリカン・サイコ』のサントラなんかも聴いてみたりしたわけですが、いま思えば、自分が完全版・拡張版サントラを自作するきっかけになったのはこの作品だったんですよね…。
というのも、『アメリカン・サイコ』のサントラ盤自体は2000年にKOCH Recordsから発売になったのですが(ビクターから国内盤も出ました)、劇中使用曲を収録しきれていないうえに、全13曲中の4曲くらいはエンドクレジットで流れる曲なので、「映画の中で使われた曲」を聴いている気がしなかったのでした。
そこで「映画音楽ライター」たるワタクシは、無駄な時間と労力をかけて拡張版サントラを自作したのでした。下記の曲を追加すると満足度の高いサントラになりますよ。
Walking on Sunshine – Katrina & The Waves
Simply Irresistible – Robert Palmer
I Touch Roses – Book of Love
Hip to Be Square – Huey Lewis & The News
Lady in Red – Chris De Burgh
In Too Deep – Genesis
Sussudio – Phil Collins
The Greatest Love Of All – London Philharmonic Orchestra
Music for 18 Synths – Sheldon Steiger
Secreil Nicht – Mediaeval Baebes & Katharine Blake
If You Don’t Know Me By Now – Simply Red
Red Lights – Curiosity Killed the Cat