Sussudio

philcollins

先日、ふと思い立って近所のツタヤにフィル・コリンズのベスト盤を
借りに行ったのですが、お目当てのCDのオモテ面に貼ってあった
店員さんの手書きポップが凄かった。緑のペンでデカデカと

「ただのハゲおやじじゃない!」

・・・と書いてありました。あんまりな表現(笑)。コリンズ本人が見たら
怒るんじゃないかなー。あまりのインパクトに笑ってしまいましたが。

まぁ、書き手の店員さんの気持ちも分かるんです。想像するに、
自分はコリンズの大ファンなんだけど、周りの友達とかには全然
理解してもらえなくて、思わず「フィル・コリンズは偉大なミュージ
シャンなんだ! ただのハゲおやじなんかじゃないんだ!」・・・と、
彼の曲を愛するがゆえに、己の熱い魂の叫びをそのままポップに
書いてしまったのではないかと。違うかもしれないけど。

しかし、いかんせん「ハゲおやじ」という言葉のインパクトが強すぎた。
多分このポップを見た人の10人中8人くらいは「そっかぁ、フィル・コリ
ンズってハゲおやじなんだぁ」って思って終わってしまうよなぁ。ミュー
ジシャンとしての偉大さとかを考える事もなく。

でもまぁ、言葉としてのインパクトは絶大なので、宣伝コピーと
してはこれはこれでOKなのか? 失礼な事に変わりはないけど。

ちなみに肝心のベスト盤ですが、今回は”Sussudio”目当てで
レンタルしました。その理由はまた後ほど。