『ほそやのサンド』の名物ゆるキャラ

mr_dandy

虎屋横丁にある仙台の超老舗ハンバーガー店「ほそやのサンド」。その店頭に鎮座して、さりげなく存在感をアピールしているドクトクな人形がありますが、名前を「ダンディー君」といいます。

先日のお昼にハンバーガーとベーコン&エッグサンドイッチ(オムレツバーガーみたいでウマイです)を食べに行った時、店のご主人からダンディー君にまつわるエピソードというかトリビアというか小ネタを聞かせてもらいました。

このダンディー君、店頭に立ち続けて今年で40数年になるそうです。

abcdefg*recordさんの「P+M Magazine 04」にも書かせて頂いた通り、昔は電気仕掛けでムクムクっと立ち上がったのですが、今はもう動かないおじいさんの時計状態。何年か前に修理に出した(修理費5万円前後)ものの、半年足らずでまた壊れたそうです。で、メーカー修理に出そうと思ったら、そのメーカーが既に潰れていたので断念したらしい。まぁ40年選手じゃメーカーが潰れていても無理もない話かな・・・。

そんなわけで、ダンディー君は直立不動で看板を抱えてクタッとしているのですが、ご主人曰く「誰か修理してくれる人いないかなぁ」との事。機械科の学生さんや我こそはプロのメカニックという方は、是非ダンディー君の修理の手助けをしてあげて下さい(バイト代は払うそうです)。

以下、ダンディー君の小ネタ集。

#1:昔はもっと色白だった(外に出しているうちに日に焼けて変色してしまったらしい)。
#2:浅黒くなったダンディー君を見て、カレー屋と間違えて店に来たお客さんがいた(インド人と間違われた)。
#3:立派なマユ毛は先代のご主人がマジックで書き足したもの。
#4:もともとは口にパイプをくわえていた(口元の向かって右端にパイプを差し込む穴がある)。
#5:磁気テープ仕掛けで「いらっしゃいませ」と喋る仕様だった(これも故障して以来そのまま)。

ワタクシ、もともとああいうインド人的なルックスの人形だと思っていたので、#1なんて衝撃だったんですけど。マユ毛が実は書きマユ毛だったというのもかなり衝撃ですが。

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、40年以上に渡って満身創痍で店の看板を抱え続けるダンディー君。いや泣かせる話じゃありませんか。ある意味「ほそやのサンド」所属のゆるキャラと言えるでしょう。

hosoya_flyer

ちなみにウチのレーベルの製品のフライヤーもお店に置いてもらっているので、お立ち寄りの際は持って行って下さいまし。
(この大雑把な置き方がまたほそやさんっぽくて味がありますなぁ:苦笑)

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