『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の出演者について

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というわけで、今回は『ゴースト・プロトコル』の登場人物&キャストについて。
ちょっと仕事が立て込んでいるので、駆け足でざざーっとご紹介。

■ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)
銃器の扱いと格闘技術に長けた女性エージェント。
『M:I:3』(06)でマギー・Qが演じたゼーンのポジションにいるキャラクター。
『デジャヴ』(06)や『ミラーズ』(08)の
「何があっても守ってあげたい女性」的なキャラから一転、
パットンが武闘派キャラを演じてます。なかなかカッコイイ。
マギー・Qといいパットンといい、
このポジションのキャラにはいい女優さんを選んでます。

■ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
前作にも出ていたコンピューターとガジェットのエキスパート。
デスクワークから現場に異動。
緊迫した状況でズレたトークをカマすお笑い要員。
007のQが現場に出るような感じか。
このキャラの存在でだいぶ前作とノリが変わった気もしますが、
基本的に優秀な人材なので、
『カーズ2』(11)のメーターのようなウザさはないと思います。

■ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)
エージェントとしても凄腕なのに、
内勤の仕事を担当している訳ありアナリスト。
当初は「ジェレミー・レナーがトムに代わってM:I:4の主役を演じる」という報道もありましたが、
どうやらガセネタだったようです。
『ハート・ロッカー』(08)や『ザ・タウン』(10)など、
「チームの和を乱すトラブルメーカー」を演じさせたら最高に巧いレナーですが、
今回は割と素直な役というか結構いいヤツでした。
今後はこういう路線の役へのオファーも増えるかも。

■カート・ヘンドリックス(ミカエル・ニクヴィスト)
今回の悪役。
核ミサイルを発射して世界を破滅させようと企むマッドなお方。
演じるのは『ミレニアム』3部作(09)でミカエル・ブルムクヴィストを演じたニクヴィスト(ステラン・スカルスゲールド似)。
マッド・プロフェッサー的な役柄かと思ったら、
肉弾戦も結構強いという事が中・後半で判明。
立体駐車場でのイーサンとのバトルが見もの。
前半と後半で違うキャラになってるような…。

■サビーヌ・モロー(レア・セドゥ)
「報酬はダイヤで」が身上の女殺し屋。
ジェーン・カーターとのドツキ合いが最大の見どころ。
演じるレア・セドゥは『ロビン・フッド』(10)でイザベラを演じていた人。
取引先に来た時のバッグがプラダらしいのですが、
セドゥ自身がプラダの香水などの広告でモデルをやっているからかも。

ちなみに『LOST』のソーヤー役でブレイクしたジョシュ・ホロウェイが、
若手エージェントのトレヴァー・ハラウェイ役で出演していますが、
あれはいろんな意味で驚きます。
「エエェェェェ!」って感じ。
まぁ印象には残るので、この役をキッカケにして、
映画界でステップアップしていって頂きたいところです。
IMF局長役のトム・ウィルキンソンは完全にチョイ役出演でした。
多分、大して内容を理解しないまま演じていると思われます。

ムンバイのインチキ臭い富豪ブリッジ・ナス役で笑いを誘うのは、
『スラムドッグ$ミリオネア』(08)のアニル・カプール。
この人は”インチキ臭い男”というのが持ち役になりつつある感じ。

あとはアレですね。一部のコアな映画ファンが注目しそうなのが、
シディロフ役のロシア人俳優ウラジミール・マシコフ。
『エネミー・ライン』(01)の「ジャージ姿のスナイパー」の人です。
何か、久しぶりにこの人の顔を見た気がする。
あいかわらず苦み走った渋い表情をしてました。

ラストにはシリーズゆかりのキャラが登場しますが、
それが誰かは内緒(勘のいい方はすぐ分かるかも)。
詳しくは本編をご覧になって確認してみて下さい。

 

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