…というわけで、あの方がWWEに戻ってきましたなー。
キングオブザワールドでロックの導師でムーングース・マックイーンでライオン道でY2JでFOZZYなあのお方が。
復帰予告の思わせぶりなPVを見て「ミシェル・マクールを連れたアンダーテイカーが復帰するの?」とか思ってしまいましたが、いざフタを開けてみればジェリコさんだったと。
しかしまぁ、ジェリコさんは盛り上げ上手な人ですなぁ。
WWE RAW #971では観客を煽っただけでマイクパフォーマンスはナシ。
それでもあの熱狂ぶり。いや大したもんです。
悲しいかな、今のWWEにはああいうタイプのスーパースターがいない気がする。
もちろんCMパンクも人気があるし(僕も好きです)、ザック・ライダーも目立ってるけど、何というかこう…「人気」の方向性が微妙に違うというか。この人にはレスラーらしからぬロックスター的な華やかさがある。
ま、だからこそ団体もレッスルマニア前のこの時期にジェリコさんを(テコ入れで)復帰させたんだろうけど。
ひとつ心配なのが、レスリングもスキットも上手いからって、便利屋扱いされて1年くらいした頃にフェードアウトするように辞めていかなければいいな、という事。ジェリコさんは毎回華々しく復帰するけど、辞める時は結構不遇の扱いを受けて消えていくからなぁ…。
エリック・ビショフがRAWのGMをやっていた頃の「シナと対決して負けた方がクビ」というスキットで見事にシナに負けて、「俺には妻も子供もいるんだよぉ、クビにしないでくれよぉ」とビショフに泣きつく姿は、芝居と分かっていても見るのが辛いものがありましたので(泣)。
ジェリコさんの近況を知りたい方は、彼のTwitterをフォローしてみてはいかがでしょうか。運が良ければ何か返事をよこしてくれるかも(もちろん英語で彼にツイートを送らないといけませんが)。