アルバム『ケルティック・ロマンス』で一番有名な曲といえばこれでしょう。
映画『処刑人』(99)で使われた”The Blood of Cu Chulainn”。
ちなみに”Cu Chulainn”は「クー・フーリン」と読みます。
『女神転生』シリーズのファンには「妖精属のアクマ」としておなじみのキャラクター。
(自分もファミコン版『女神転生』で知ったクチ)
“ゲイボルグ”という槍を自在に操るアイルランドの英雄です。
この”The Blood of Cu Chulainn”という曲は、『ケルティック・ロマンス』の世界では「クー・フーリンの血を引く青年クーラザーのために書き下ろされた曲」という位置づけになっています。この曲で言うところの”The Blood”はそのまま「血」というよりも、どちらかといえば「血統」という意味合いが強い。
僕は1998年当時に『ケルティック・ロマンス』を買った時、「ナゼにクー・フーリン?」と思ったのですが、短編小説”The Legend of Liadain and Curithir”を読んで、今回マイケル&ジェフ・ダナにインタビューしたらやっと解決しました。
メガテンファン(特にクー・フーリンに思い入れがある人)も必聴の曲ですなー。