『機動戦士ガンダムUC』 Episode 5「黒いユニコーン」で名ジョバーっぷりを披露したRAS-96 アンクシャのHGUCキットを購入。
本編でのヤラレっぷりは置いておいて、キットはなかなかよく出来てます。
(部分塗装で物足りなくて申し訳ありません)
EP5本編を観る前は、Cafe et Bar DeuxのDaiさんと「(アッシマーと比べて)装備がゴテゴテしてません?」と言っていたのですが、実際こうして立体として目の前に置いてみると、このぐらいゴツい装備のほうが、機体のフォルムにメリハリが出ていい感じになるという事が分かりました。実際、(設定画通りとはいえ)腰部から下半身にかけてどこか貧相だったHGUCアッシマーと比べて、アンクシャは腰回りの造形が鋭角的でカッコイイです。
例の決めポーズ。
「思ったより小さい」というレビューの多かったHGUCアッシマーに比べると、バイアラン・カスタム同様ハイヒールを履いたような足の構造をしているため、全高がデカくなってます。HGUCジェガンの頭の高さがアンクシャの胸部くらい。スケールの点でも納得のいく仕上がり。
各関節の可動範囲もそこそこ広いし、程よくカタいので、重たい腕もしっかりホールドしてくれます。アッシマーと違って腰部が回るようになりましたし、ギャプランの意匠を取り入れたムーバブル・シールド・バインダーもかなり自由に動かせます。
MA形態への変形も、一部パーツ(手首+コックピットハッチ部分)の取り外しと、腰部ジョイントパーツの追加だけで実現。HGUCアッシマーの変形でパキッと壊してしまいそうだった「手首の収納」と「脚部折りたたみ」の構造がオミットされたので、変形させて遊びやすくなったような気がします。
取説ではジェガンを乗せてたけど、原作小説に倣うならバンシィを乗せたいところ。
「アッシマーの外装にリゼル顔」というデザインに当初違和感を覚えたものの、数分で馴染みました。脚部裏(膝裏あたり)の構造が少しリゼルっぽかったりして、よく考えてデザインされてるなーと思った次第。
というわけで、判官贔屓のジムマニアにはたまらん一品です。