機動戦士ガンダムUC ep4『重力の井戸の底で』で、ジオン残党軍のサブ・フライト・システム(以下SFS)を撃ち落とした以外は全く見せ場がなかった(=あれが唯一の見せ場だった)悲劇のMSガンキャノン・ディテクター。
よほどのマニアか連邦軍好きでないと買わないのではないか、というプレミアムバンダイ限定商品のROBOT魂 Ka signature版ガンキャノン・ディテクターを衝動買いしてしまいました。
結論から申しますと、地味な機体ですが大変出来のよいアイテムです。
ユニコーン版のシブいカラーリングを忠実に再現しているほか、SFSを狙撃する際に見せた砲撃体勢もちゃんと取れるようになってます。股間部分の安定脚も可動。ヒザ関節も無理なく片膝つけるように作られてます。関節の作りもカタいのでポーズも取りやすい。
ランドセルにバーニアがない、というかなり大胆な構造。完全に地上用(しかも砲撃に特化した後方支援用)の機体なのですね。
唯一「あれ?」と思ったのは、砲撃体勢を取る際のつま先の折れ曲がる方向。グレートメカニック19号で見た設定画とは反対の方向に曲がります。ま、些細な事なので全く気になりませんが。
ちなみに付属のステッカーに不備があったとかで、当初箱の中にステッカーが入っておりませんでしたが、1週間くらいでバンダイから郵送でステッカーだけ別途送られてきました。
あまりにもマニアック&活躍皆無な機体なので、この先HGUCで出る事もなさそうだし、判官贔屓の連邦軍量産機好き(ジムマニア)としては納得して購入したアイテムでございました。
しかしこのヤラレっぷりは哀れだった…。2機あったうち、もう1機はどうなったのか非常に気になる。