観てみたら意外と面白かった2012年劇場未公開作品トップ5

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

皆さん映画ブログとかツイッターで「2012年の映画ベスト10」的なまとめを投稿していらっしゃるので、自分も何かやっておかないといかんのではないかと思ったのですが、他の人と同じ事をやってもつまらないので、ちょっと別な切り口からやってみたいと思います。

劇場公開作じゃなくて、DVDスルーになったけど観てみたら意外と面白かった映画のトップ5。地味な企画ですが、まぁたまにはこんなのもいいでしょう。

というわけで、去年DVDレンタルで観たら結構面白かった作品を5つリストアップしてみました。

■キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男
 (原題:Kill The Irishman)

日雇い労働者から組合幹部、そしてクリーブランドのギャングのボスにのし上がった男の半生を描く社会派クライムドラマ。『パニッシャー ウォー・ゾーン』(08)のレイ・スティーヴンソン、クリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・ドノフリオ、ヴァル・キルマー、ヴィニー・ジョーンズらコワモテ俳優が豪華総出演。硬派な作りでなかなか面白かった。

■アイアンクラッド (原題:Ironclad)

『センリュリオン』(10)の関連商品的扱いで近くの棚に置いてあった作品。13世紀イングランドの世界で『アラモ』とか『リオ・ブラボー』的籠城戦をやってしまおうという剣豪アクション映画。個性派英国俳優総出演。砦攻略戦ががなかなか迫力あって面白かった。

■LOFT~完全なる嘘(トリック)~ (原題:LOFT)

“情事部屋”という目的で高級マンションのロフトをシェアした5人の男が疑心暗鬼に陥る密室スリラー。終盤の畳み掛けるような展開が秀逸。真犯人がアイツでよかったと思いました。しかしどうしようもない男たちです。

■デスティニー 未来を知ってしまった男
  (原題:First Snow)

「あんたは初雪の日に死ぬ」と言われた男が、捨てたはずの過去と対峙して人生を清算するサスペンス・ドラマ。こういう人生観、嫌いじゃないです。ガイ・ピアース好演。

■247°F

「サウナから出られなくなる」という一発ネタで最後まで突っ走る異色密室ホラー。観ていて恐いというより息苦しくなる映画。しかしこれが意外と面白い。

とりあえずこんな感じ。劇場未公開作も意外と掘り出し物があるので侮れません。
『アイアンクラッド』はかなりオススメです。音楽がハンス・ジマーの弟子ローン・バルフだし。

ちなみに去年の劇場効果作品のベスト1はやはり『ドライヴ』(11)ですねー。

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