真犯人は誰だ?『フライト・ゲーム』に登場する「怪しいやつら」(その3)

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これは登場人物…ではなく監督のジャウマ・コレット=セラ。

一体いつまで同じネタやってんだ、と言われそうですが、
今回も『フライト・ゲーム』(14)の登場人物紹介です。
パンフでも紹介しきれていないであろう情報までしっかりフォロー!というのが、
自分がサントラの仕事を担当した映画の紹介のときのモットーですので、はい。

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本日最初にご紹介するのは、
巡り合わせの悪さなのか何なのか、
事ある度にビル(リーアム・ニーソン)と気まずい状況になるモバイル端末のプログラマー、
ザック・ホワイト役のネイト・パーカー。
『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(12)では、
リチャード・ギアを助けたせいで窮地に陥って、
警察の尋問に落ちてしまうのか、それとも乗り切るのか、
ビミョーな線をフラフラ揺れ動いていた黒人青年を好演した若手俳優です。
今回は口数の多そうなプログラマー役。
携帯端末を使って脅迫犯とやり取りする展開なので、
プログラマーってのは何だか怪しい。
それとも自慢のスキルでビルに協力してくれるのか?

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乗客としてアクアランティック10便に搭乗中のNY市警の警官、
オースティン・ライリー役は『ミッドナイト・イン・パリ』(11)でヘミングウェイを演じていたコリー・ストール。
警官の勘というやつなのか、
機内で強引な捜査を続けるビルに、
「つーか怪しいのはアイツだろ」と疑いの目を向けるトラブルメーカー。
実は自分が犯人で、
乗員・乗客の目を欺くためにわざとビルを犯人にしようとしているのか、
それとも単に良かれと思って行動を起こして、
余計に事態をややこしくするトラブルメーカーなのか。
あるいは終盤に男気を見せてビルと共闘してくれるのか、
いろんな意味で目が離せないキャラです。
ストールは『ソルト』(10)や『ボーン・レガシー』(12)にも顔を出していて、
新作は『Ant-Man』(15)のイエロージャケット役とのこと。
なかなか売れっ子のバイプレイヤーですな。

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そのNYPDのライリーに同調する若い乗客トラヴィス・ミッチェル役は、
『アイアンマン3』(13)にチョイ役で出演していたコリー・ホーキンス。
真犯人の脅迫犯…にはカリスマ不足なチンピラ青年ではありますが、
話をややこしくするトラブルメーカーかもしれないので油断大敵。
(何か人相も悪いし)

他にも登場人物はいろいろいるけど、
めぼしいところではこんな感じ。
あとビルと電話で地上からやり取りする上司のマレニック捜査官役は、
『ボードウォーク・オブ・エンパイア』のイーライ・トンプソンでおなじみシェー・ウィガムです。
ほぼ声のみの出演ですが、最後の最後に顔を出します。
果たして善玉として登場するのか、悪役として登場するのか。
お楽しみに。

3回に渡って『フライト・ゲーム』のキャラ紹介をしてきましたが、
これまで紹介してきたキャラの中に真犯人がいます。
果たしてそれは誰なのか。
自分なりに「犯人はコイツかな?」と予想して、
映画本編をご覧頂くと面白いかと。

次回は音楽について書かせて頂きます。

 

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