「珈巣多夢」と書いて「カスタム」と読む。
仙台市内の年季の入った珈琲通なら知らなきゃモグリらしい(真偽は不明)。
ワタクシが老舗喫茶店巡りを始めて最初に入ったお店です。
初訪問は5、6年くらい前になるのかなー。
「そりゃまたいきなりハードル高いお店に入りましたねー」とよく言われるのですが、
ワタクシ自身、珈巣多夢には度胸試しのつもりで入ってみたところもあります。
スタバとかドトールとかと違って、
個人営業のカフェとか喫茶店は初めてお店に入る時すごい緊張するものです。
ましてやそれが老舗の純喫茶とかだったりしたら、
それはもう相当ハードルが上がるわけで。
でも1発目にハードルの高いお店に入ってしまえば、
カフェ経験値が一気にドーーン!と上がって、
度胸がついて他のお店に入る時も物怖じしなくなるのではないかと。
そう考えた次第でして。
で、珈巣多夢といえばヒゲのオッサンの看板が目印なわけですが、
初入店でこのヒゲのマスターと会話のひとつも出来ればもう恐いものはないだろうと思って、
雑居ビルの細ーーい階段を上って、
年季の入っていそうなドアを開けて中に入ってみたわけです。
そうしたら当方の予想外の展開が待っておりまして、
あれ?いやしかしこれも全然アリですね!みたいな感じになって、
それ以来割と頻繁に利用するようになってしまったのでした。
予想外の展開と言えば、
初入店時に年配のお客さん(もちろん初対面)からコーヒーを奢ってもらったのもビックリした。
確かある会話の流れでそういうことになったんだったかなー。
いまどき珍しい人情派の下町純喫茶という感じですね。
オサレカフェもいいけど、こういう世界観も結構ハマります。
ちなみに珈巣多夢は基本「コーヒー専門店」なので、
「コーヒー1杯で30分以上居座るのも申し訳ないなー」とか(あまり)考えなくていいので、
コーヒースタンド的に使えるのが便利ですね。
おやつはケーキが数種類とコーヒーゼリー(夏季限定だったかな?)、
軽食メニューはトーストが数種類とホットサンドというラインナップ。
狭めで年季の入った店内はカウンター席メイン。
テーブル席も3つくらいありますが、まぁ窓側の席はちと窮屈な感じです。
しかし珈巣多夢の場合、この「狭さ」も個性のひとつといったところでしょう。
当然のように全席喫煙可なので、
嫌煙家の方はその点ご注意下さい。
(ちなみにワタクシは風上の席を選んで着席してます)
■Shop Information
仙台市青葉区国分町3-2-2 阿部嘉ビル2F
お店のwebサイト:http://www.coffee-custom.com/
※「店舗案内」の「定禅寺通り店」を見て下さい。
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