去る7月28日の火曜日、ジョニー・マーの恵比寿LIQUIDROOM公演に行ってきました。
いやーーーーーー実にいいライヴでした。
ライヴが終わって4日経ちましたが、
ライヴの余韻がまだ強烈に残っておりまして、
仙台に戻ってからもジョニー・マーのアルバムばかり延々リピートして聴いております。
何だかまだ他のアーティストのアルバムを聴こうという気になれないのであります。
(なお映画のサントラは別。普段通り聴いてます)
確か会場は「録画・録音・撮影NG」だったはずなのですが、
前列のお客さんとかは開演早々に結構パシャってましたね。。
マー兄貴もステージでギターを縦に構えてキメポーズを取ったり、
ステージの前の方でウインクしてキメ顔を作ってくれたり、
何度も「さあ俺を撮れ!」的なアピールをしてくれるもんですから、
自分もこっそりパシャろうかと何度も思いました。
が、しかし。
自分のいる位置でカメラを掲げて構えたら、
後列のお客さんの視界を遮って絶対邪魔&迷惑になるよね…と思ったので、
はやる気持ちをぐっと抑えて撮影は自重しました。
やっぱり「撮影NG」と言われていると「それじゃやめとこ…」という気になりますよねー。
我ながら損な性格だと思いますが。
それに、せっかく自分の目と鼻の先でマー兄貴がありがたい演奏をして下さってるのに、
カメラやスマホの画面(ディスプレイ)越しにしか観ないというのはあまりに勿体ない。
せっかくのライヴなんだから肉眼でマー兄貴を観なければ!
マー兄貴の勇姿は心のカメラに焼き付ければそれでOKだろ!?
…と自分に言い聞かせて、熱いステージを堪能したのでありました。
当日のセットリストはこのような感じでした。
1. Playland
2. Stop Me If You Think You’ve Heard This One Before (The Smiths)
3. The Right Thing Right
4. Easy Money
5. 25 Hours
6. New Town Velocity
7. The Headmaster Ritual (The Smiths)
8. Back in the Box
9. Spiral Cities
10. Generate! Generate!
11. Bigmouth Strikes Again (The Smiths)
12. The Messenger
13. Getting Away with It (Electronic song)
14. There Is a Light That Never Goes Out (The Smiths)
Encore:
15. Panic (The Smiths)
16. I Feel You (Depeche Mode)
17. I Fought the Law (The Crickets)
18. How Soon Is Now? (The Smiths)
1stソロの「The Messenger」から4曲、
2ndソロの「Playland」から4曲、
新曲を1曲、
ザ・スミス時代の曲を6曲、
エレクトロニック時代の曲を1曲、
デペッシュ・モードとザ・クリケッツ(というかザ・クラッシュの方が有名)のカヴァーを1曲ずつ。
一応今回のツアーは2ndアルバムのプロモーションも兼ねていると思うのですが、
2ndからよりもスミス時代の曲を多めに演奏し、
さらにデペッシュ・モードとザ・クラッシュの曲をカヴァーするなど、
エンターティナーに徹したサービス精神旺盛なセットリストとなっておりました。
ごく私的ベスト・モーメントを2つほど挙げるなら、
まずは疾走感溢れるストレートなギターロックの”25 Hours”から、
そこはかとなくUK的な哀愁を漂わせた”New Town Velocity”へシフトしたあの瞬間。
どちらも自分の好きな曲だからというのもありますが、
マー兄貴がギターのギアチェンジをしたかのような表現力にシビれました。
ナマで”New Town Velocity”聴いたら何だかジーンと来ましたね。。
そしてもうひとつはエレクトロニックの”Getting Away With It”がナマで聴けたこと。
エレクトロニックの1stアルバムといえば、
当時「つまらないアルバム」とか、
「ジョニー・マーのキャラが立ってないアルバム」とか言われてましたが、
今回のライヴで演奏したバージョンは、
原曲のクラブ系なリズムを活かしつつ、
より骨太なギターロック・サウンドに生まれ変わっていたので、
100パーセントジョニー・マー印の曲になっていて、えらくカッコよかった。
思えば今回のマー兄貴のソロアルバム2枚も、
知り合いから「マーは歌わないでギター弾いてた方がいい」とか言われて、
ワタクシ人知れず大変凹んでいたのですが、
(関連記事:Johnny Marr -The Messenger-)
そういう人も今回のライヴを観たら考えが変わるんじゃないかなーと思いました。
それぐらいマー兄貴のヴォーカルがよかった。
そして流麗なギタープレイが素晴らしかった。
ラウドなロックを演っていてもギターの音がキレイなのです。
あの日のジョニー・マーのギターからは魔法が出てましたね。たぶん。
終演後、物販スペースでPLAYLANDのTシャツを購入。
例の赤い「JOHNNY F***IN MARR」Tシャツは売ってませんでした。残念。
(あったら買ってたと思う)
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