『ジョン・ウィック』に出演している「気になる奴ら」を総チェック!(その2)

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『ジョン・ウィック』(14)に出演している助演キャラを味わい尽くすブログネタ。
今回は2回目…なのですが、
その話の前に、以前投稿したサントラ盤の記事も是非ご覧下さいませ。
(ワタクシ、サントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きましたので…)

関連記事その1:『ジョン・ウィック』の日本公開は10月だけど、それまでサントラ盤を聴いてじっと待ちましょうの巻
関連記事その2:『ジョン・ウィック』サントラ盤に集結したアーティストをざっくり紹介させて頂きますの巻

 

さて今回は誰から紹介しようかと思ったのですが、
キャラの重要度から考えるとウィンストン役のイアン・マクシェーンからでしょうかね。

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『デス・レース』(08)の古参囚人”コーチ”役や、
『カンフー・パンダ』(08)のタイ・ランの声でおなじみ。
近年とみに「ゴツいアル・パチーノ」みたいな風体になってきましたが、
その凄みのきいた風貌で、
殺し屋協会会長(?)兼「コンチネンタル・ホテル」のオーナーを貫禄たっぷりに演じてます。

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その殺し屋御用達ホテル「コンチネンタル・ホテル」の強面ホテルマンは、
『LOST』(04~10)のマシュー・アバドン役や、
『FRINGE』(08~13)のフィリップ・ブロイルズ役でおなじみランス・レディック。
物腰穏やかだし、細かいとこまで気が利くホテルマンなんだけど、
あのねちっこい発音の英語が何だか恐い…というか不気味です。

 

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そして個人的に最も注目して頂きたいのがこの人。
殺し屋さん御用達の掃除人チャーリー役のデヴィッド・パトリック・ケリー。
みんな大好き『コマンドー』(85)で小悪党のサリーを演じていたあの人ですよ!
(「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」でシュワに高所から投棄されちゃった人)

デヴィッド・パトリック・ケリーが小悪党キャラだった頃。
デヴィッド・パトリック・ケリーが小悪党キャラだった頃。

ワタクシ的には『ツイン・ピークス』の軽薄なサンドウィッチ野郎ジェリー・ホーン役も印象に残ってます。
そんな彼も今年で御年64歳。
チンピラ然とした雰囲気は消え、シブいおじさまになりました。

 

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ヴィゴ&ヨセフのタラソフ親子を守るボディガード軍団の中で、
最もスゴ腕と思われる男キリル。
演じているのは俳優兼スタントマンのダニエル・バーンハード。
『マトリックス:リローデッド』(03)でエージェント・ジョンソンを演じていました。
今回はキアヌとの格闘戦のみならず後半で絞め技対決を見せてくれます。

見事な蹴りです。
見事な蹴りです。

バーンハードはボクシング、キックボクシング、空手、テコンドーの心得があり、
兄弟でマーシャルアーツの道場をやっているとか。
『PARKER / パーカー』(13)に殺し屋役で出演しているほか、
『ブラッド・スポーツ2』(95)などB級アクション映画でも活躍中。

ちなみに『マトリックス』人脈では、
コンチネンタル・ホテルお抱えのアジア人ヤミ医者役で、
キーメイカー役のランドール・ダック・キムも顔を出してます。
(ちゃんとキアヌとの共演シーンあり)

コンチネンタル・ホテルに登場するチョイ役といえば、
たまたまジョンと同じフロアに宿泊していたベテランの殺し屋ハリーを演じるクラーク・ピータースもチェックしておきたいところ。
『パーソン・オブ・インタレスト』(11~)で汚職警官組織「HR」のボス、アロンゾ・クインを演じていたあの人です。
『パーソン』では11話くらい出てましたが、
『ジョン・ウィック』での出番はほんの少しだけ。
「今回は相手が悪かったね」としか言いようのない退場っぷりでした。

 

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チョイ役といえば、レッド・サークル・クラブの用心棒フランシス役も見逃せない。
演じるケヴィン・ナッシュはWWEやWCWで活躍したプロレスラー。
『モンスターズ・トーナメント』(11)や『マジック・マイク』(12)、『パニッシャー』(04)など、
映画での需要も結構多いようです(大抵は用心棒役)。
本作での出番は少ないのですが、
ジョンが無関係の人間は殺さない「ルールを守る殺し屋」だということを説明する、
意外と重要な役だったりします。

Bridget Regan Wallpaper @ go4celebrity.com

出番は少しだけですが、
バーテンダーのアディを演じたブリジット・リーガンもいい味出してましたね。
『ホワイトカラー』(13~)のレベッカ役の人ですが。

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アディ:「”向こうの世界”はどうだった?」
ジョン:「楽しかったよ。…俺にはもったいないほど」

…まぁ何しろ本編を観たのが7ヶ月前だったので詳細は失念しましたが、
こんなちょっとしたやり取りが何ともグッと来る。
裏社会の人たちならではの会話というか何というか。

 

…とまぁ、2回に渡ってグダグダと書き綴った『ジョン・ウィック』登場人物ネタでしたが、
いかがでしたでしょうか?
この映画、アクション描写ばかりに注目が行きがちなのですが、
助演俳優たちの見応えのある演技や、
第一印象よりもしっかり描き込まれた脚本、
面白すぎる音楽など、
見どころ・聴きどころ盛りだくさんの映画になっておりますので、
ご鑑賞の際は隅から隅まで味わい尽くして頂ければと思います。
クドいようですがサントラ盤も是非!

『JOHN WICK』オリジナル・サウンドトラック
音楽:タイラー・ベイツ&ジョエル・J・リチャード
レーベル:Rambling Records
品番:RBCP-2894
発売日:2015/03/31
価格:2,400円(+税)

 

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