今週前半はお休みを頂きまして、
ホール&オーツの東京国際フォーラム公演に行って参りました。
日本武道館公演も行きたかったのですが、仕事があったので泣く泣く断念。
当日はWOWOWライブのTV中継を見てました。
今回のセットリストはDVD「ライブ・イン・ダブリン」の内容をベースに、
日本公演向けにちょっとだけ選曲をカスタマイズしたものでした。
したがって演奏時間的にはトルバドールで19曲やった時に比べると短め。
まぁトルバドールの時から7年近く経ってるので、
彼らの年齢を考えると14曲が限界なのかもしれませんね。。
そういえば最近のライブでは、
「オーツさんのメインボーカル・コーナー」が自然消滅してしまっているのが悲しい。
なお東京国際フォーラムのセットリストはこんな感じ。
1. Maneater
2. Out of Touch
3. Family Man
4. Say It Isn’ t So
5. You’ ve Lost That Lovin’ Feelin’
6. Las Vegas Turnaround (The Stewardess Song)
7. She’ s Gone
8. Sara Smile
9. Do What You Want, Be What You Are
10. I Can’ t Go for That (No Can Do)
Encore1
11. Rich Girl
12. You Make My Dreams
Encore2
13. Kiss on My List
14. Private Eyes
It’s UncannyやBack Together Againをやらなかった代わりに、
Did It In A MinuteとYou’ve Lost That Lovin’ Feelin’をリストに入れてきたのが、
今回の日本公演のポイントだったようです。
(大阪公演ではOne On Oneをやったらしいですね)
しかしながら東京国際フォーラムではDid It In A Minuteを演奏せず。
日本公演のセトリ的には”Family Man”の方がスペシャル扱いのようですが、
個人的には”Did It In A Minute”の方が聴きたかったです…。
ダリルさんは相変わらず自分のギターの音がしっくり来ないのか、
開演してからしばらくギター・テクニシャンの人に向かって何か言ったり、
ジェスチャーで何か指示(どう見てもダメ出し)していたように見えました。
ま、いつも見慣れた光景ではあるのですが…。
(前回の日本公演でもギター・テクニシャンの人に注文をつけてたし)
あれは何なんでしょう。会場がお客で満員になると、
リハの時とギターの音(響き具合とか)が違ったりするんでしょうかね?
それにしてもライブで聴くI Can’t Go For That (No Can Do)はイイ。
もともとは4分ちょっとぐらいの曲だけど、
ライブだとチャーリー・デシャントの翁のサックス・ソロ・パートが大幅に増えるので、
彼のアルバムを発売している弊社的には、彼が目立ってくれるのは大変嬉しいわけです。
Live in Concertの頃(2003年)は演奏時間が8分ぐらいで、
トルバドールの頃に9分~10分くらいのアレンジになって、
パーカッションにポーター・キャロルJr.が加わってからは、
「ダリルさんとポーターのお客さんと一緒にコーラス掛け合いコーナー」がプラスされて、
それからチャーリーさんのソロ・コーナーが始まるので、
現在のライブ版I Can’t Go For Thatは演奏時間14分くらいの大作になってます。
後半パートの盛り上がりはライブならではですねー。
ちなみにワタクシはチャーリーさんとキーボードのエリオットさんのご厚意で、
今回も終演後にバックステージに招待してもらえました。
皆さん総じてニコニコしていたので、
演奏者としても納得いく公演だったのではないかなと思います。
チャーリーさんに「今日の衣装キマってましたよ!」と言ったら、
「ホントかね?ふぉふぉふぉ」と笑ってました。
チャーリーさんはステージ上でのお姿を見てもなかなか大柄ですが、
間近で見ると本当にデカいです。
ワタクシも身長が180cmくらいありますが、それよりさらに大きい。
隣にクマさんが立ってるような感じです。
そしてエリオットさんもまた背が高い。
たぶん185cmくらいあるんじゃないかな。
エリオットさんが「キミはどの席だったんだい?」と尋ねてきたので、
「○○列目のあなたの側(=ステージから見て右側)の席でしたよ」と言ったら、
「それはいい席だ!」と言って笑ってました。
「客席の写真を撮ったから、あとで写ってるか探してみるといいよ」と言っていたので、
自分がいるかどうか調べてみましたが、確かに写ってました、はい。
で、ダリルさんの”ギターの音のダメ出し”が気になったので、
ワタクシ思い切ってエリオットさんに尋ねてみました。
すると「ダリルは音に妥協しない人だからねぇ」というお返事でした。
どうも100%納得いく音が出せないと、
本番中でも何でもギター・テクニシャンにダメ出しするらしい。
ダリルさんのギター・テクニシャンをやる人は大変ですね…。
(自分なら2週間ぐらいで心労で身体壊してしまいそうです)
別れ際に「皆さんまた日本に来てくれますか?」と聞いてみましたが、
エリオットさんは「4年以内くらいにまた日本に来たいと思ってるよ」と言ってました。
なので今回がH&Oの最後の日本公演ということではない…ようです。
ライブの前日にはチャーリーさん&エリオットさんとプライベートでお話ししてきたのですが、
その件については次回改めて書かせて頂きます。
彼らは本当にいい人たちなので、話していてとても楽しかったですよ。
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