先日twitterでもちょろっと書きましたが、
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)のサントラ盤を買いました。
2,000円前後でデラックス・エディションが買えるなら、
そりゃあこっちを選ぶよねーということで、
CD2枚組のデラックス・エディション(輸入盤)を迷わず購入しました。
デラックス・エディションはデジパック仕様で、
ジャケット内側やバックインレイにメインキャラの写真が。
バットマン、レックス・ルーサー、
ワンダー・ウーマン、スーパーマンのキービジュアルが、
それぞれのロゴマークつきで紹介されてます。
Disc 1が全13曲で収録時間約71分、
ボーナスディスクのDisc 2は全5曲で約20分。
収録時間は合計90分強ですね。
その他の特典としてジャケ写真と同じ絵柄のミニポスターが封入されていますが、
折り目がバッチリついてしまっているので、
まぁオマケ程度のものと考えてよろしいかと。
ブックレットにはハンス・ジマーとジャンキーXLの対談形式のインタビューが載っているので、
音楽について重要なことは彼らが全部喋ってくれてます。
英語があまり得意でなくても、
英和辞典があればサクサク読み進められるくらいの内容だと思います。
今回はワンダー・ウーマンのための音楽が結構重要だったみたいですね。
ジマーさん曰く、
「ワンダー・ウーマンの音楽は部族的で荒々しいものである必要があったから、
そういった激しさを持った女性にテーマ曲を演奏してもらうべきだと思った」のだとか。
(注:かなり意訳してます)
その結果、女性チェロ奏者のティナ・グオにエレクトリック・チェロを弾いてもらうことになったらしい。
ジマーさんは「彼女がチェロを武器のように弾くのを見て、”完璧だ”と思った」そうです。
ワタクシがティナさんの名前を知ったのは、
以前ライナーノーツを書かせて頂いた『シャーロック・ホームズ』(09)の時だったかな。
なかなかユニークなチェロ演奏をされる人です。
『シャーロック・ホームズ』のPVでもティナさんの姿がチラッと映ってます。
他にもスティーヴ・マッツァーロとアンドリュー・カヴィンスキ、
そしてベンジャミン・ウォルフィッシュという、
近年のジマーさんお気に入りのリモート・コントロール若手組が追加音楽を担当してるとか、
今回も『マン・オブ・スティール』(13)のドラム・オーケストラが参加しているとか、
(ただし今回は人数が8人)
いろいろネタは尽きないのではありますが、
音楽の感想については映画本編を観てから書かせて頂きたいと思います。
3連休にこのサントラの重厚な音楽を聴きまくったせいか、
この世の終わりみたいな気分になりましたが。
相変わらず「ヴォーーーン!ドンドドドドンドドドドン!」と鳴りまくってます。
それにしてもこちらのデラックス・エディション、
CD2枚組にもかかわらず輸入盤が2,000円前後で買えてしまうし、
音楽解説もジマーさんとジャンキーXLがブックレット内で和気藹々と語っているので、
デラックス・エディションの在庫がある限りは、
正直こちらを購入した方が何かとお買い得ではないかと思います。