ブライアン・フェリーさんのライヴ盤、
「Bryan Ferry LIVE 2015」を買いました。
一般ショップでの取り扱いの予定がないweb限定の商品のようだったので、
フェリーさんのオフィシャルサイトからサクッと購入。
送料込みで4,000円ちょっとぐらい。
ロキシーのライヴ盤は「Viva!」とか「Heart Still Beating」、
2001年のワールドツアー盤とかいろいろ出てますが、
フェリーさんのソロのライヴ盤はちょっと珍しい。
(ライヴDVDやシングルB面、日本盤のボートラでライヴ音源はあったけど)
今回の「LIVE 2015」はCD2枚組で、
CD1は15曲約58分、
CD2は11曲で約46分。
ブックレットにはステージ写真が8枚くらい載ってます。
そして気になるセットリストは、
新譜「Avonmore」からライヴ向きのグルーヴィーな曲を披露しつつ、
ソロ曲やロキシーの代表曲を新旧織り交ぜた感じ。
AvalonやLadytron、Do The Strand、Editions of Youなどおなじみの曲もあれば、
ロキシー時代では「For Your Preasure」からBeauty Queen、
「Manifesto」からStronger Thru The Yearsなど珍しい曲を演奏してみたり、
ソロではアルバム「Bete Noire」からタイトル曲やZambaを歌ったり、
ボブ・ディランのカヴァーBob Dylan’s Dream、
そしてHe’ll Have To Goなど、
アルバム未収録のレアなカヴァー曲を歌ってくれていたり、
なかなか満足度の高い内容です。
しかしながら原曲よりキーを下げたアレンジの曲がやや多めだったり、
もともとのアルバムでは4分、あるいは5分くらいあった曲が2分40秒前後のコンパクトなアレンジになっていたりして、
オリジナルアルバムを聴きこんで原曲のアレンジが耳に馴染んでしまった自分にとっては、
ちょっと「あれっ?」と思ってしまう箇所もありました。
とりわけワタクシの大好きなOne Night Standが2分50秒で終わってしまった時は、
「これで終わりなの!?」と思ってしまいました…。
(この曲、アルバム「Avonmore」では5分くらいあるのです)
フェリーさんも御年71歳ですので、
ライヴで往年のような高いキーの声を出して、
100分近くぶっ続けで歌うのもキビしいのかもしれません。
今回のMore Than Thisは正直かなり無理のあるアレンジ…というか、
往年の名曲を何とか歌いこなそうとするフェリーさんの姿に、
聴いているコチラもちょっと切なくなる感じです。。
まぁダリル・ホールですらホール&オーツのライヴで一部の曲の歌い方を変えているし、
これは仕方のないことなのかもしれませんね。。
当たり前といえば当たり前ですが、
サポートメンバーも2002年の来日公演の時からかなり変わりました。
ヴァイオリンのルーシー・ウィルキンズ女史は健在でしたが、
ピアノのコリン・グッドや、
パーカッションのジュリア・ソーントン女史は参加していない模様。
その代わりギターが後期ロキシーを支えたニール・ハバードだったり、
Can’t Let GoとHe’ll Have To Goでワディ・ワクテルがギターを弾いていたり、
バックコーラスでフォンジ・ソーントンが参加していたり、
古株のロキシー・ファンには嬉しいメンバーの名前もあります。
フェリーさんはワタクシのヒーローといってもいい存在ですので、
何だかんだ言っても「買ってよかったアルバム」です。
Can’t Let Goが当方の予想以上にカッコよかったのも収穫でした。
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