仙台駅東口の雑居ビル2階にひっそりと佇む喫茶店「タピオラ」。
某予備校に通っていた頃、
名物の「カレースパゲッティ」と「タピオラ風ピラフ」を食べに行ったことがありましたが、
先日久々に(20年ぶりくらい?)にお昼ごはんを食べに行きました。
今年で創業から33年目らしいので、老舗と言って差し支えないでしょう。
店内は喫煙可でマンガ本いっぱいという昭和の喫茶店のスタイル。
カウンター席、テーブル席、ソファ席があって、
お店入口から受ける印象よりも店内は広いです。
無口な店主のおやっさんが黙々と調理するカウンターの隅っこには、
ドサッと積み上げられたスパゲティの茹で置き麺。
コイツを炒めてカレースパやナポリタン、ミートソーススパゲティを提供してくれるわけで、
いわゆる「ロメスパ系」のお店と言えるでしょう。
(ロメスパというカテゴリに入れるにはやや細麺かもしれませんが)
フードメニューはスパゲティとピラフ、カレーライスが主力商品。
「ナポリタンピラフ」という謎めいたメニューがありますが、
要はケチャップライスのことです。
つまりタピオラさんのスパゲッティとごはんものは、
「ケチャップ」
「カレー」
「ミートソース」
「タピオラ風(シーフードホワイトソース)」の4種類の味つけになっているというわけです。
自分でも何を言ってるのかよく分からなくなってきたので、
手っ取り早くメニュー写真を見て頂きましょう。
例えば「ミートピラフ」をオーダーするとこんな感じになります。
このようにピラフの上にミートソースをかけたお料理が運ばれてくるわけです。
もちろんこのミートソースはスパゲティミートソースとコンパチ。
ミートピラフは今回初めて頂きましたが、
これ何気にウマかったです。
トマトの風味が濃いめのミートソースが炒めたごはんにこんなに合うとは。
で、例えば「タピオラ風スパゲティ」を頼むとシーフードホワイトソーススパゲティになり、
「タピオラ風ピラフ」を頼むとピラフのシーフードホワイトソースがけになるという仕組みです。
(「カレーライス」はあっても「カレーピラフ」はなかった気がしますが)
で、こちらのお店の名物は何と言ってもカレースパゲティ。
「炒めスパの上にカレールウをかけただけ」なんてものじゃありません。
看板メニューになるぐらいだから、ひと工夫したカレースパになってます。
まず麺自体がカレー風味に炒めてあります。
そしてカレールウは上からかけるのではなく、
お皿の空きスペースにかけてある仕様。
そこによく煮込まれた大きめサイズのニンジン・ジャガイモ・豚肉をごろっと配置。
仕上げはジャパニーズカレーの友・福神漬のトッピング。
カレーはひとくち目は甘さというかフルーティーな味わいを感じさせるものの、
食べ進めていくとじんわりスパイスが効いてくる感じ。
ワタクシものすごく久々にタピオラのカレースパを頂きましたが、
「ああ、そうそう。こういう味のカレーだったなぁ」と瞬く間に記憶が蘇って参りました。
結構、特徴的な味のカレーです。
見た目的にはカレールウが少なそうに見えますが、
麺自体もカレー風味に調理してあるのでこれで十分です。
麺にカレールウをよく絡ませて頂きましょう。
ちなみにセットはサラダ+ドリンクのAセットと、
ヨーグルト+ドリンクのBセット(どちらもフードメニューに+200円)がありますが、
サラダとヨーグルトはそれぞれこんな感じ。
サラダは千切りキャベツにスライスしたピーマン&キュウリが数切れと、
トッピングに缶詰のミカン2個。ドレッシングは市販のフレンチドレッシング。
20年前に食した時と同じ内容でした。
ヨーグルトはラッシーとまではいかないものの、
「飲むヨーグルト」形式での提供。
どっちの方がお得感があるかと言われると悩みますが、
まぁその日の気分次第で選んで頂くのがよろしいかと。
あとは軽食でサンドイッチとトースト、ホットドッグ、
デザートメニューでチーズケーキとシフォンケーキがある模様なので、
いろいろ試してみたいですね。
■Shop Information
タピオラ
場所:宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目1−8 第二森屋ビル 2F
お店のfacebook: https://www.facebook.com/tapiolla.sendai1983/
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