その昔、仙台には「信用堂洋菓子店」というケーキ屋さんがありまして、
ワタクシの母曰く「なかなかケーキの美味しいお店だった」とのことなのですが、
残念ながらだいぶ前に閉店してしまったのでした。
が、しかし。
昭和レトロな横丁通り「仙台浅草」に、
その「信用堂」のスピリットを受け継ぐ老舗洋菓子店があるのです。
お店の名前は「ガトーかんの」。
北仙台商店会のウェブサイトによると昭和48年創業という超老舗。
お店のご主人が以前その「信用堂」で菓子職人として修行しておられて、
その後独立して今の場所に自分のお店を開いたのでした。
まあそういう意味で「信用堂」のスピリットを受け継いでいるのではないかな、とワタクシは思っているわけです。
お菓子の包装には「洋菓子・高級パン ガトーかんの」と印刷されていますが、
どの商品も基本的にとてもリーズナブル。
「菓子パン&総菜パン」「ケーキ」「焼き菓子」を販売していますが、
今回は個性溢れるネーミングの商品が並ぶ「焼き菓子編」ということで、
当方の購入アイテムをご紹介したいと思います。
その1:「青葉の恋人」
ガトーかんのと言えばこのお菓子。
グーグル先生の「ガトーかんの」の予測検索でもこの名前が出てきます。
「第20回全国菓子博覧会 金賞」
「名誉総裁高松宮宣仁親王 授与」…と何だかすごい感じ。
いわゆるレモンケーキですね。
生地の中にチョコチップと小さなイチゴのツブツブが入っているのがポイント。
なるほどこれが袋に書いてあった「あなたの思う初恋の味」なのですね!(たぶん)
その2:「ジンジャーケーキ」
「体によい生姜のケーキ」ということで、そのままの一品。
ジンジャーとリンゴの風味が効いたひとくちサイズのパウンドケーキです。
その3:「仙台銘菓 りすの宝箱」
個人的に一番気になっていたお菓子。
モナカの中にソフトクッキー風の生地が入ったお菓子でした。
モナカをリスさんの宝箱に見立てるほのぼの感が素敵。
その4:「欅樹(けやき)」
黒糖風味のスライスアーモンド入りクッキーでした。
包装にガトーかんののご主人のご尊顔が印刷されているのがポイント。
その5:マロンチョコラ
マロンあんをサンドして側面にチョコレートをコーティングした焼き菓子。
その6:ガトーセック
スライスアーモンドとくるみが入ったサクサク食感のクッキー。
その7:ヌスシュニンテン&フロリダ
包装には”ヌスシュニンテン”と書いてありますが、
いわゆる”ヌス・シュニッテン”というやつです。
“ヌス”(木の実)を使った”シュニッテン”(四角く切り分けた)お菓子。
くるみをキャラメルで固めたものをビスケット生地で挟んだものだったような。
最近はいろんな焼き菓子がありますが、
凝ったフレーバーのものではなくて、
シンプルなものが食べたくなる時ってあるじゃないですか?
たとえばマドレーヌだと、
オレンジピールとか入れなくていいし、ラム酒とか効かせなくてもいいの。
粉と牛乳と卵のシンプルなものを食べさせて!
…と思ったりすることがあったりするわけで。
そんな時、「ガトーかんの」さんのような昔ながらの焼き菓子が重宝するわけです。
お菓子1個あたりのお値段もお安いし、
なかなかの穴場洋菓子店ではないかと思います。
ケーキ編・パン編はネタが集まり次第ということで。
■Shop Information
ガトーかんの
場所:仙台市青葉区昭和町5-56
「みやラボ!」のお店紹介ページ: http://www.miyalabo.jp/shop/shop.shtml?s=3459
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