先日プレバンからHGUC プロト・スタークジェガンが届いたので、
ジムII セミストライカー以来ほぼ10ヶ月ぶりにガンプラを作りました。
ワタクシのようなジムマニアにとっては待望のキット化…だったのですが、
今回のキットは正直いかがなものかと思ってしまいました。
まず新規パーツの色分け/構成がヒドい。
母体は2010年発売のHGUCスタークジェガンなのですが、
新規に追加されたパーツがやる気なさ過ぎ。
2016年発売のキットで、
コックピットハッチと胸部廃熱ダクトがパーツ分けされてなくて緑一色とはどういうことか。
スタークジェガンよりキットのクオリティが退化してるじゃないですか…!
そして頭部も顎の赤い部分や大型ロッドアンテナがパーツ分けされておらず一体型。
大型ミサイルも当方の予想通り白一色。
素組み&部分塗装派泣かせの仕様です。。
「ジェガンをプレバンで買う人はほとんどがガノタのモデラーだから、塗装ぐらい余裕で出来るよね?」
…ということで、ホビー事業部もあまり力を入れなかったのか…。
「塗装ができねーならゴチャゴチャ言わずにシールを貼れ!シールを!」
…ということなのでしょうが、
胸部廃熱ダクトにシールを貼るとカッコ悪い凸凹やシワが出来るんですよね…。
ワタクシ、このキットに関しては箱を開封した瞬間泣きたくなりました。
しかしまあ自他共に認めるジムマニア&ジェガンマニアでありますから、
部分塗装でやれるところまでやってみることにしました。
それにしても「気になる部分は自分で塗れ」という仕様にもかかわらず、
実に塗装しにくいパーツ構成になってますね、このキットは…。
特に大型ミサイルは2個連結された状態のものが2つという仕様になっているので、
ミサイルとミサイルの結合部分などが塗りにくくて仕方がない。
そしてさらにホビー事業部の「やる気」が全く見えてこないのが、
プロト・スタークジェガンの再現度。
「機動戦士ガンダムUC メカニック&ワールド」などの設定資料集を見れば一目瞭然なのですが、
プロト・スタークジェガンとスタークジェガンは、
バックパックや増加装甲のデザインもかなり違うのです。
それなのに今回のキットはスタークジェガンのバックパックや増加装甲の部品をまるまる使い回し。
プロト・スタークジェガンというよりも、
「プロト・スタークジェガンのフリをしたスタークジェガン」という、
何ともビミョーな立ち位置のジェガンになってしまっているのです。
このやっつけ仕事チックなデザインはどうしたものか。
で、塗装している間に何度も挫折しそうになったり、
キットを組んでいる間にモチベーションが下がってきたりしつつ、
何とか部分塗装で仕上げたのがこちらです。
まあ細部を気にしなければ、
ep3で特別出演した”あの”プロト・スタークジェガンが手元にあるという実感が湧きますね。
F91のジェガンはこの成形色だったのではないかという気がしますが。
モチベーションが低下して作業が雑になった大型ミサイルのスミ入れは、時間のある時にもう少し丁寧にやり直します。。。
ハッキリ言って期待したぶん失望が大きかったHGUCプロト・スタークジェガンですが、
手間暇かけて塗装なり改造なりしてやればよりカッコよくなる可能性も秘めているので、
作り手の”ジェガン愛”が試されるキットですね~。
キット自体の作り込みの甘さも、
「こんな私でも愛してくれますか?」とジェガンたそがモデラーに訴えかけているようで、
そこまで言われたら何とかしてあげないとなぁ、という気に……はならないか。
まあ何にしても、
ヌルモデラー(=ヌルいモデラーのこと)が10ヶ月ぶりに作るにはハードルが高すぎるガンプラでございました。
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