先週買ったサントラ盤/『ディック・トレイシー』2枚組デラックス盤(Intrada Special Collection)

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ダニー・エルフマンのファン、
通称”エルフマニア”垂涎のアイテム、
『ディック・トレイシー』(90)の2枚組デラックス盤を購入しました。

2枚組、かつ限定盤ということで、
タワレコ価格で約5,000円と結構お値段高めなアルバムでしたが、
この日のために温存していた割引クーポンを使って4,000円台で購入。
まあIntradaの直販で買っても送料で1,000円近くかかると思うので、
納得の値段で買えたと思います。

 

『ディック・トレイシー』のサントラ盤には個人的にとても思い入れがあって、
この映画は当時劇場ではなく、
確かスター・チャンネルの放送で数年経ってから観たのでした。
なのでサントラ盤が欲しくなってももう廃盤になっていて、
CDショップを探してもどこも全く置いていなかったのです。

仕方がないので中古CDショップを回ってみたりもするわけですが、
こちらも全く中古品が出回っていなかったり、
店頭でやっと見つけたと思っても、
スコア盤ではなく歌モノのインスパイア盤だったりして、
とにかくエルフマンのスコア盤が見つかりませんでした。

結局、E-BEANSかどこかで開催された中古CD・レコード市で偶然スコア盤を発見しまして、
「うおおおおお、遂に見つかったよおおおおお」…と心の中で叫びながら、ブツを手に取ってレジに直行したのでした。
ちなみに購入したのは開封済みの輸入盤でお値段780円。
高校生の頃からスコア盤を探し回って、
最終的にゲットしたのが大学生の頃だったので、
少なく見積もってもスコア盤を手に入れるのに4、5年は費やしましたかね…。
(『ミッドナイト・ラン』(88)のサントラも同じくらい探し回りましたが)

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その苦労して手に入れた『ディック・トレイシー』のスコア盤は、
去年のディズニー・イン・コンサートの時に、
バックステージでダニーさんにお願いしてサインを頂いたのですが、
その時はこうしてデラックス盤が出るなんて思いませんでしたねー。

さて今回のデラックス盤ですが、
通常盤が全16曲・収録時間約34分だったのに対して、
デラックス盤は通常版の内容をまるまる収録したうえで、
未編集&本編未使用のスコアを63曲収録した、
トータルプレイタイム104分の大ボリューム盤となっております。

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『バットマン』(89)や『ダークマン』(90)の流れをくむ、
打楽器ドコドコ&威勢のいいフルオケ・サウンドに印象的なメロディーという、
若き日のエルフマンの才気が爆発した迫力の音楽が存分に楽しめます。
「ああ~~、この音楽が聴きたかったんだよぉぉぉ」と、
ワタクシ思わず胸が熱くなってしまいました。

ブックレットには『ディック・トレイシー』の作曲秘話的な話も載っているようですが、
まだしっかりとは目を通しておりません。。。
仕事が落ち着いたらじっくり読みます。

お値段高めなので購入を逡巡されている方もいらっしゃるかもしれませんが、
この3年のダニーさんの来日コンサートを欠かさず観に行ったエルフマニアならば、
断然”買い”の一枚ではないか、とワタクシは思います。

■タワーレコードの商品紹介ページ
Dick Tracy (Intrada Special Collection)

 

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