トム・フォード監督最新作、
『Nocturnal Animals』(16)のサントラ盤を購入。
音楽は『シングルマン』(09)でもタッグを組んだアベル・コジェニオウスキ。
ワタクシ『シングルマン』のコジェニオウスキの音楽が好きだったので、
今回も”作曲家買い”で映画本編を観る前にサントラをオーダーしました。
『Nocturnal Animals』はヨーロッパ盤(UK盤)ということで、
タワレコの販売価格がちょっと高めだったので、
当初は2,500円弱で買えるamazonで予約注文しておりました。
ところがいつまで経っても入荷のメドが立たず、
やっと連絡が来たと思ったら「入荷は4月後半になります」と言われたので、
こりゃちょっと待ってられないわーということで泣く泣く注文キャンセル。
結局「在庫わずか」だったタワレコで購入しました。
まあ運よく3,001円から使える割引クーポン券が残っていたので、
結果的にamazon価格とほぼ同じお値段で買えたのでこれで良しとします。
■タワーレコードオンラインの製品紹介ページ
Nocturnal Animals
今回も耽美的とすら思える美しい弦楽奏とピアノが堪能出来るのですが、
コジェニオウスキはセルフ・ライナーノーツで「『Nocturnal Animals』は感情的な犯罪が殺人の物語として描かれた、バイオレンスについてのおとぎ話である」と言及しておりまして、
この翳りを伴った美麗な音楽が、
“バイオレンス”というテーマどのような化学反応を起こしてくれているのか、
ワタクシ興味津々でございます。
コジェニオウスキはTVシリーズ『ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~』の音楽も担当していて、
エンターテインメント路線の音楽もソツなくこなす方ですが、
今回の『Nocturnal Animals』はやはりアート系の音作りをしてますね。
エイミー・アダムスにジェイク・ギレンホール、
マイケル・シャノン、アーミー・ハマー、アーロン・テイラー・ジョンソン、
アイラ・フィッシャー、マイケル・シーンといい役者が揃っているので、
早く映画本編も観てみたいです。