以前のブログで「何でダウンロード版とアナログ盤でしかリリースされなくて、CDだとオンデマンドCD-R盤になるんだ…」と不満をつらつらと書かせて頂いた 『ジョーカー』(19)のサントラ盤ですが、 先日追記させて頂いたとおり、CDプレス仕様のEU盤が今月発売になりまして、タワレコから発送されて参りました。
以前のブログ:
『アド・アストラ』と『ジョーカー』のサウンドトラックアルバムリリース状況
https://www.marigold-mu.net/blog/archives/10103
「CDプレス仕様のEU盤をオーダーしたけど、発送されたものがオンデマンドCD-R盤だったらどうしよう…」と梱包箱を手に取った時に一抹の不安を覚えましたが、何はともあれ開封の儀。そして盤面チェック。
ご覧の通りCD-Rではなくひと安心。アーサー・フレックもブックレットとバックインレイで歓喜の表情を浮かべております(違う)。
音楽担当はアイスランドの才媛ヒルドゥル・グドナドッティル。
『ジョーカー』のサントラは全17曲、収録時間36分強と『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(18)に続いて今回もコンパクトな内容のアルバムですが、どちらもドスの効いたサウンドのためか、不思議と時間的な短さを感じさせないのが面白い。
グドナドッティルさんの担当楽器が「Dorophone, Voice, Cello, Percussion」となっていましたが、 “Dorophone”というのは、おそらく『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の時に「チェロとフィードバック・モンスターのクロスオーバー的楽器」と言っていた(大雑把な意訳ですが)カスタム楽器”Halldorophone”と同じものでしょう。
グドナドッティルさん渾身の鬱スコアを今晩からじっくり聴かせて頂きます。
【CD】 Joker – Hildur Gudnadottir (TOWER RECORDS)