ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、Varese Sarabandeのレアなサントラ25タイトルを復刻する「サウンドトラック Rare 25」シリーズの5タイトルのライナーノーツを書かせて頂きました。
ランブリングさんは以前も「サウンドトラック傑作選50」や「サウンドトラック名作選35」といったシリーズで往年の名盤・近年の佳作盤をリイシューしていましたが、今回は「Rare 25」銘打たれているだけあって非常にマニアックなラインナップが並んでいます。
製品ラインナップはランブリングさんのサイトのお知らせページでご確認下さい。
http://www.rambling.ne.jp/new/news-5735/
大手レコード会社が行うサントラ低価格リイシュー企画だと「誰もが知ってる映画」や「主題歌がヒットした映画」のサントラを1,000円台で発売したりしますが、今回の「Rare 25」で取り扱うタイトルはそれとはひと味違う作品ばかり。
「あの時サントラを買いそびれたけど、今さら欲しくなってもマニアックすぎて再販とか絶対かからないよね…」と何年も半ば入手を諦めていたような作品があれもこれも2,000円+税で(しかもUHQCD仕様で)手に入ってしまうという、サントラマニア向けの復刻シリーズになっています。
ほかの大手レコード会社だったら「採算が取れないから再販は見送り」と即断してしまうようなタイトルをわざわざUHQCD仕様で復刻してしまうあたり、さすがランブリング・レコーズさんです。
で、ブログのトップの写真にもありますように、ワタクシは25作品のうち5タイトルのライナーノーツを担当させて頂きました。
ジョン・パウエルの『I am Sam アイ・アム・サム』(01)のスコア盤
クラウス・バデルトの『タイムマシン』(02)
ロルフ・ケントの『空飛ぶペンギン』(11)
ジョン・パウエルの『ブルー 初めての空へ』(11)のスコア盤
ジョン・パウエルの『ロラックスおじさんの秘密の種』(12)スコア盤の5つです。
以前からジョン・パウエル好きを公言していたせいか、先方のご厚意でパウエル作品を全部任せて下さった感じでしょうか。
バデルトの『タイムマシン』も個人的にとても思い入れのある作品でしたし、ケントの『空飛ぶペンギン』も震災の年からずっと温存していたデータがあったので、今回の復刻企画で7年寝かせていたネタがやっと使えました。
自分がライナーノーツを書かせて頂いた個々の作品については、時期を見てブログやtwitterでご紹介していこうと考えております。