The Men Who Stare At Goats

The Men Who Stare at Goats

それにしても『ヤギと男と男と壁と』とは、某お笑い芸人もケッタイな邦題をつけてくれたもんです。タイトルを聞いただけでは何が何だかよく分からないし、そもそも言いにくいったらありゃしない。原作本の邦題と英語タイトルの直訳を合わせて『実録!アメリカ超能力部隊:ヤギを見つめる男たち』みたいな感じでよかったと思うのですが。

吹替えとか宣伝部長とか日本語タイトルの命名とか、そろそろお笑い芸人を洋画に干渉させるのはやめて頂きたいなぁ。

ま、それはさておき。映画本編の方はなかなか面白かったです。前半は超能力部隊発足の過程を描くオフビートなコメディ、後半は超能力を間違った方向に利用しようとした米軍及び事実を隠蔽するアメリカの社会風刺ドラマという感じ。題材的には相当ヘンなお話ながら、殊更おバカ映画に仕立てなかったのがよかったかな、と。

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『Scott Pilgrim vs. The World』は日本で劇場公開してくれるんだろうか

個人的にすごーーーーく楽しみにしているんですが、何だか『Scott Pilgrim vs. The World』の日本公開が怪しい雲行きなのだとか。

「アメリカで思ったほどヒットしなかったから(映画の評価自体は悪くなかったのですが)」+「日本で馴染みの薄い若手俳優ばかりで集客力に欠けるから」・・・というのが最大の理由らしいです。イマイチ数字が見込めない作品なので、思い切って劇場公開に踏み切れないのよ、というのが現場の声といったところでしょうか。

が、しかし。この映画、日本のサブカルネタが満載でございまして、こういう映画を劇場公開しないでどうするの? と思う。ここまで思いっきりやってくれたら、作り手の日本愛(なのかな?)に応えてあげなきゃいかんのではないかと。

この映画、80年代に青春時代を過ごしたレトロゲーマーは必見。どこがどう必見なのかは動画を見て頂きたいのですが、小ネタとしては主人公スコットのバンド「Sex Bob-Omb」の名前の由来がスーパーマリオの”ボムへい”だったり、Metricが楽曲提供しているライバルバンド「Clash at Demonhead」がビック東海のカルトゲーム「電撃ビッグバン!」(「ここだけのはなしだが あわててきけ!」「がんばってちょー」のアレ)の英語版タイトルだったり、Broken Social Sceneが楽曲提供しているバンド「Crash And The Boys」も「熱血硬派くにおくん」の英語版タイトルだったり、レトロゲームネタ満載。PDFマガジンとかゲーム雑誌で特集を組めば、結構見に来るお客さんもいるんじゃないかなー。

で、その音楽方面も手抜きナシ。音楽プロデューサーはナイジェル・ゴッドリッジだし、Sex Bob-Ombの持ち歌を書き下ろしているのはベック・ハンセン。ガレージロックとかインディーポップを愛好する音楽ファンには堪らないサントラに仕上がってます。

『キック・アス』が公開されるなら、こちらも是非日本で上映してほしいもんです。斉藤祥太&慶太も出てる事ですしねぇ。別にファンってわけじゃないけど、日本人俳優が出ていればプロモーションもしやすくなるでしょうし。

(2011年2月3日追記)
・・・とか何とか言ってたら、『スコット・ピルグリムVS. 邪悪な元カレ軍団』の邦題で4月日本公開が決まりました。配給会社さん偉い!そして公開署名運動に加わったファンの人も素晴らしい! 愛のなせるワザですねー。

 

「チェイシング・ザ・グレイル」の在庫状況とかセキュリティソフトの事とか

品薄状態が続いていたFOZZYの「チェイシング・ザ・グレイル」ですが、先日東京へ出張する前に業者さんの倉庫にどどっと納品したので、恐らく現在はショップなどでも入手しやすくなっていると思います。確かおとといの時点でamazonでも”5点在庫あり”になってました。しかも、国内盤の方が輸入盤より若干安かった。円高なのになぜだろう。

そんなわけで、国内盤の方がボーナストラックもついて断然お得なのでよろしくです。

ちなみにレーベル通販で「チェイシング・ザ・グレイル」を買って下さった方には、FOZZYのポストカードを封入して商品を発送しておりますので、興味のある方はこちらも是非ご利用下さいという事で。

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「GUNPLA EXPO JAPAN tour in 仙台」に行ってきた

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本日は仙台パルコで開催されている「ガンプラエキスポ」に行って参りました。

それほど広くないスペースにズラリと陳列されたガンプラは、まさに「かつて少年だった大人」の夢の空間といった感じ。成形色が白一色で直立不動の初代ガンダムを見た時は、何とも懐かしい気持ちになりました。ファーストガンダムとかZ、ZZの頃のガンプラは、碑文谷のダイエーとか自由が丘のオモチャ屋さんとかでよく買ってたなぁ。

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丸の内ハウスに行ってきた

mirrorball

先週末に東京に出張の用事があったので、10日の金曜日に丸の内ハウスで開催された「MOON DANCE -One night luxury party with Soulful & Galactic house music-」に行って参りました。

僕のお友達のA女史がDJ KAWASAKI氏のプロモーションを担当しておりまして、先月東京で会った時に「もる君も来てね」とお誘いを受けていたので、仕事のスケジュールを調整してイベントにお邪魔したというわけでございます。

丸の内ハウスは初めてだったのですが、いやーなかなかお洒落な空間でした。クラブ系のイベントというと、何かこう密閉された空間で行われるイメージがあるのですが、ここは天井も高いし、ビルの7階なので開放感のあって居心地がよかったです。

フライヤーに「Dress Code: Silver 英語圏では”SILVER MOON”という表現があるように、月の光を銀色に喩えます。(中略)夜の街で光り輝く銀色アイテムを身につけてお越し下さい」と書いてあったので、前日にあわてて銀色安物アクセサリーを調達して出掛けていったのですが、どうもそんなに厳密な服装規定ではなかった模様。てっきり服装チェックがあるものとばかり思ってました(笑)。

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