2012年に弊社がリリースした、
マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのアルバム「ケルティック・ロマンス」ですが、
現在手持ちの在庫がございません。。
いわゆるSOLD OUTという状態でございます。
今のところ、業者さんのところに納品してある分が最後ということになります。
あとどのくらい残っているか具体的な枚数は分かりませんが、
まぁ恐らく2ケタ台ではないかと思います。
2012年に弊社がリリースした、
マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのアルバム「ケルティック・ロマンス」ですが、
現在手持ちの在庫がございません。。
いわゆるSOLD OUTという状態でございます。
今のところ、業者さんのところに納品してある分が最後ということになります。
あとどのくらい残っているか具体的な枚数は分かりませんが、
まぁ恐らく2ケタ台ではないかと思います。
弊社リリース作品『ケルティック・ロマンス』の売上報告などで、先日マイケル・ダナさんと少しやり取りする機会がありました。
ちょうど『トランセンデンス』(14)公開直前だったので、「『JM』(95)以来の本格的なSFスコアが聴けるので楽しみにしてます」…と言ったところ、「君にも、日本の映画ファンにも映画を気に入ってもらえるといいな。アメリカでは(興行成績が)イマイチだったんだけどね…」…と、ちょっと残念そうにしていたのが何だか気になっておりました。
で、公開第1週に『トランセンデンス』を観てきたのですが、予告編から想像した内容よりも地味な(淡々とした)展開の映画だったかな、とは思いました。
予告編だと「超能力を得たジョニー・デップが全知全能のパワーで人類に反旗を翻す!」…という物語なのかなと勝手に想像していたのですが、いざ本編を見てみたら、確かにデップがネットの世界から全知全能の力を駆使していろいろやってるんだけども、映画本編ではニューメキシコの荒れ地での騒動が描かれているだけという、スケールが大きいのか小さいのかよく分からない話ではありました。『インセプション』(10)のようなノリを期待すると肩すかしを食らうこと必至でしょう。
が、しかし。
この映画はSFスリラー大作ではなく、「夫を愛するあまり、科学者としてのモラルを逸脱してしまった妻と、肉体を失ってサイバー空間の意識体になってもなお、妻の夢を叶えようとする夫のラブストーリー」だったのだと解釈してみたら、自分でも意外なほど納得出来てしまいました。
製作総指揮がクリストファー・ノーランで、撮影監督がノーラン組のウォーリー・フィスターなら、音楽もハンス・ジマーかリモート・コントロール・プロダクションズ組アーティストの壮大なスコアで行くという選択肢もあったでしょう。それでもスコア作曲にミニマルな作風を持ち味とするマイケル・ダナが抜擢されたという事実は、この映画が最小単位での人間ドラマ(今回の場合は「夫と妻」)を描いた内容であることを暗に示しているのではないかと思うのです。
そんなわけで、サントラを購入してマイケルさんのスコアをじっくり聴いてみました。
TRANSCENDENCE (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music
続きを読む当初は別なネタを書くつもりでいたのですが、
先日twitterでボブ・ホスキンスの訃報を知り、
自分なりにいろいろ書きたいことが出てきたので予定を変更しました。
僕が初めてボブ・ホスキンスを観たのは、
『ロジャーラビット』(88)の地上波放送(確か日テレの「金曜ロードショー」)だったと思います。
地上波なので当然吹替え版だったわけですが、
故・内海賢二氏のアテレコも素晴らしい、個人的に思い出深い作品です。
その後いろいろとボブ・ホスキンスの出演作を観てきましたが、
『ニクソン』(95)のエドガー・フーバー役や『スターリングラード』(01)のフルシチョフのような「実在の人物」系、
『ダニー・ザ・ドッグ』(05)や『ハリウッドランド』(06)のような「コワモテ」系も存在感抜群だったし、
主人公を陰でサポートする『ステイ』(05)や『ドゥームズデイ』(08)の助演もよかったですね。
何ともユーウツな内容だった『必殺処刑人』(07)も、チョイ役ながら凄味の効いた演技にシビれました。
そんな彼のフィルモグラフィの中でひときわ異彩を放っていたのが「不気味な男」系のキャラ。
今回ご紹介する『フェリシアの旅』(99)の孤独な殺人鬼役がこのカテゴリーに相当するのではないかと。
…というわけで前置きが長くなりましたが、
『ケルティック・ロマンス』のアーティスト、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る不定期連載企画。
久々となる今回はマイケルの作品から『フェリシアの旅』(99)のサウンドトラックをご紹介します。
先週10日にロックの殿堂入り式典がNYで開催されました。
正式名称はRock and Roll Hall of Fame 2014…だったかな?
洋楽ファンならご存じの通り、
今年はKISSやニルヴァーナ、ピーター・ガブリエル、リンダ・ロンシュタット、
そしてダリル・ホール&ジョン・オーツらが殿堂入りを果たしまして、
弊社契約アーティストのチャーリーさんとエリオットさんも、
H&Oがライブパフォーマンスを披露する際にバックで演奏していました。
まぁチャーリーさんとエリオットさんはH&Oのサポートメンバーですから、
式典に出席するのはある意味当然なわけですが、
何と当日の会場には同じく弊社契約アーティスト、
FOZZYの(…というかWWEの)クリス・ジェリコまでいたというから驚きでした。
今週は別なネタを書くつもりでしたが、
フィリップ・シーモア・ホフマンの訃報を聞き、
どうしても書きたいこと出来てしまったので予定を変更しました。
『ケルティック・ロマンス』のアーティスト、
マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのフィルモグラフィーを振り返る不定期連載企画。
今回はマイケルの作品から、
ホフマンが作家トルーマン・カポーティを演じてアカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた実録ドラマ、
『カポーティ』(05)のサウンドトラックをご紹介します。