ロックの殿堂入り式典の会場で、弊社アーティスト同士がすれ違っていたかもしれないという話

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Hall of Fameバックステージでのひとコマ。
後ろでおすまししているのがエリオットさん。

先週10日にロックの殿堂入り式典がNYで開催されました。
正式名称はRock and Roll Hall of Fame 2014…だったかな?

洋楽ファンならご存じの通り、
今年はKISSやニルヴァーナ、ピーター・ガブリエル、リンダ・ロンシュタット、
そしてダリル・ホール&ジョン・オーツらが殿堂入りを果たしまして、
弊社契約アーティストのチャーリーさんとエリオットさんも、
H&Oがライブパフォーマンスを披露する際にバックで演奏していました。

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ホール&オーツ・バンドのサポートメンバー大集合。
右端:エリオット(Eliot Lewis)さん
右から二番目:チャーリー(Charlie DeChant)さん

まぁチャーリーさんとエリオットさんはH&Oのサポートメンバーですから、
式典に出席するのはある意味当然なわけですが、
何と当日の会場には同じく弊社契約アーティスト、
FOZZYの(…というかWWEの)クリス・ジェリコまでいたというから驚きでした。

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BLURの武道館公演が素晴らしすぎた。2階席でも大満足!行ってよかった!

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仕事がモーレツに忙しい状態にもかかわらず、
ブラーの日本武道館公演を見に行って参りました。

運良くチケットの抽選に当たって、
いざセブンイレブンでチケットを引き替えたら、
どう考えてもステージから遠そうな某方角の2階席。
これじゃあデーモンさんが親指の第一関節ぐらいの大きさにしか見えないよ…
などと思っていたのですが、
2階席だろうが何だろうが仙台から遠出して見に行く価値のあるライブでした。

 デーモンさんが跳ねる!走る!
ドラムセットによじ登って後ろ向きに飛び降りる!
最前列のお客さんに水を撒く!
フィル・ダニエルズとフザケ回る!
グレアムのエキセントリックでノイジーなギターが唸る!
涼しい顔したアレックスのベースがウネウネうねる!
うつむき加減のデイヴのドラムがハジけまくる!
コンサートであり、シアトリカルなショウでもあり、
観客全員を巻き込んだ大音楽会でもあり…。
いやもう誇張でも何でもなく、「生きててよかった」と思いましたね…。

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ROXY MUSICと私

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ROXY MUSIC the complite studio recordings

ロキシー・ミュージックのアルバムは全部持っているのに、
シングルB面&オルタネイティブ・アレンジ音源集の誘惑に負けて、
ついつい買ってしまった10枚組ボックスセット。
購入価格5,000円強。
アルバム1枚600円弱という計算になります。
何てお買い得なんでしょう。
歌詞カードがついてなくても問題なし。
旧譜は全部歌詞・対訳つきの日本盤で持ってますので。

それにしても『アヴァロン』(82年)は1,890円の再発盤、
HDCDリマスター盤、
10年前に新星堂カルチェ5仙台店でひっそり売られていたSACD盤まで持ってるのに、
今回のボックスセットで4枚目です。
我ながら何やってんだろうと思いましたが、
ロキシー(とブライアン・フェリー)が大好きなのです、私。

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ルー・リードの音楽を教えてくれたのは映画のサントラだった

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先日デザイナーのDaiさんのオフィスでデヴィッド・リンチ短編集上映会を開いた時、
(上映会と言っても、お菓子食べてワイン&お茶飲みながらダラダラDVD観るだけ)
リンチの『ロスト・ハイウェイ』(96)繋がりでルー・リード死去の話題になり、
亡きルー・リードを偲んで急遽ライブ動画鑑賞会へとなだれ込みました。

Daiさんはヴェルヴェット・アンダーグラウンド(以下VU)に並々ならぬ思い入れがある方なのですが、
かくいう自分はというとVUのアルバムもリードのソロ作もほとんど持っておらず、
それでもルー・リードの曲は結構好きという、
熱狂的なリード愛好家からすれば「邪道」なリスナーだったりします。

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