BLURのアルバムを積んでみた

blur_albums

来年1月のブラー日本武道館公演のチケットを入手したので、
「せっかくだから俺はブラーのリマスター盤を買うぜ!」と思い立ち、
前々から気になっていた2枚組リマスター盤をイッキ買いしました。

まぁ僕はブラーのアルバムを全部持っているので、
「同じものをまた全部買うなんてアホじゃね?」と思われそうなのですが、
リマスター音源もさることながら、
Disc2のシングルB面曲&レアトラック集の魅力は抗しがたく、
「このアルバムはまた買ってもいいけど、これは見送っていいかな…?」
などと選別するシビアさも持ち合わせていないので、
結局全部買ってしまったと。

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Daryl Hall誕生日記念企画:映画で聴くホール&オーツ

daryl hall

本日10月11日はダリル・ホール氏の誕生日という事で、
何かダリルさんにまつわるネタでも書こうと思います。

…とは言っても、フツーにアルバムレビューを書いてもつまらないし、
ここは映画音楽ライターらしく「映画で聴くホール&オーツ」という事で、
H&Oの楽曲を聴く事が出来る映画作品をざざっとリストアップしてみました。
(注:完全なリストではありませんのであしからず)

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Johnny Marr -The Messenger-

Johnny Marr_The Messenger

ジョニー・マーがThe Smiths→The Pretenders→The The→Electronic→Modest Mouse→The Cribsと渡り歩いて完成させたソロアルバム。
彼名義のソロ(及びソロ・プロジェクト)作品としては、
Johnny Marr and the HealersのBoomslang以来10年ぶりでしょうか。
今回のニューアルバムはCD購入後にかなり聴きまくったため、
ウォークマンの評価が2週間かそこらで☆5つになりました。
個人的に大好きなアルバムです。

…が、しかし。自分の身の回りの反応は何故だかイマイチで、
「ジョニー・マーは歌わないでギター弾いてる方がよかった」
「ジョニー・マーはザ・ザの頃のほうがよかったなぁー」
…と言われてしまい、どうにも肩身が狭いのです。

うーん…そうかなぁ。自分はすごくいいアルバムだと思っているのですが。

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高橋幸宏 60th Anniversary Liveの余韻に浸り中

YT live 2012

土曜日に高橋幸宏氏の還暦記念ライブを見てきました。
今年一年仕事も頑張った(と思う)ので、奮発してプレミアムシートで。

当日のセットリストは以下の通り。
曲順・曲名はヒンツ・ミュージックがUPしていたものに準じてます。

opening – YUKIHIRO SONGS Special Mix

01 世界中が I Love You
02 It’s Gonna Work Out
03 Murdered By The Music
04 Radio Activist
05 Drip Dry Eyes
06 Now and Then
07 Stay Close
08 Still Walking to The Beat
09 My Bright Tomorrow
10 Disposable Love
11 前兆
12 The Price to Pay
13 At Dawn
14 Laika
15 元気ならうれしいね
16 Blue Moon Blue
17 The Words
18 In This Life

intermission – A Stormy Day〜Poisson D’Avril

19 Chronograph
20 Stella
21 Ekot
22 Inevitable
23 Left Bank
24 ちょっとツラインダ
25 1%の関係
26 X’mas Day in The Next Life
27 Glass
28 Something in The Air
29 今日の空

(本編終了)

30 Set Sail
31 Prayer of Gold
32 Sunset
33 Saravah!

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Is Your Love Strong Enough?

the girl with the dragon tattoo

『ドラゴン・タトゥーの女』(11)のパンフを読んでいたら、
使用曲リストのページの末尾に

「ツェッペリンの楽曲はどれも素晴らしいが、使用は非常にハードルが高い」

・・・というフィンチャーのコメントが載っていたのですが、
となるとブルーザー・ブロディも「移民の歌(Immigrant Song)」の使用許諾をもらうのに苦労したって事でしょうかねぇ。
これぐらい有名な曲だと、勝手に使うわけにもいかないだろうし。

まぁそれはさておき、
『ドラゴン・タトゥーの女』の音楽で個人的に嬉しかったのが、
Bryan Ferryの”Is Your Love Strong Enough”のカヴァー。
まさかトレント・レズナーがこの曲をカヴァーするとは夢にも思わなかった。

カヴァーを演奏したHOW TO DESTROY ANGELSは、
レズナーとアッティカス・ロス、そしてレズナーの奥様のマリクィーン・マーンディグの3人によるロックバンド。
(マリクィーンのヴォーカルは映画本編のオリジナル・スコアでも何曲かフィーチャーされてます)
エレクトロニカ調のアレンジがカッコイイ。

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