最近買ったサントラ&洋楽アルバム/『夜霧のマンハッタン』『テスラ エジソンが恐れた天才』「Rosa Morta」「Stage Whisper」

コロナ禍が一向に収束しないどころか、事態が悪化している印象すら受ける今日このごろ。外食に行かず、仙台市中心部にも全く出掛けない生活を続けて1年以上になります。
その結果、外食費と交通費の負担が減ったので、浮いたお金をサントラや洋楽アルバムの購入費に充てることが出来るようになりました。

いままでだったら「この限定盤、興味があるけどお値段高めだなぁ」と逡巡していたサントラも即買い。
内容が気にはなっていたけど、あと一歩のところで踏ん切りがつかず購入を見送っていた洋楽アルバムも遅まきながら購入。外出自粛生活のささやかな楽しみといったところでしょうか。
そしてどのアルバムも個人的に「当たり」だったので、その一部を簡単にご紹介したいと思います。

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ブライアン・フェリーのレア音源集を作って気分転換したお話。

2年前の今日、ブライアン・フェリーの来日公演を見に行っていたことを思い出しました。
その時のことはBANGER!!!のブライアン・フェリー映画主題歌コラムでも少し書いてます。

『キングスマン』『ナインハーフ』英ロック界の伊達男ブライアン・フェリーの音楽を堪能
https://www.banger.jp/movie/6753/

海外アーティストが頻繁に来日して、彼らのライブを見に行ったり、仕事で県外へ気軽に出張したり出来たあの頃。たった2年前のことなのに、もう遥か昔のことのように感じてしまうのが悲しい。

コロナ禍が収まるどころか宮城県はリバウンドで状況が悪化してきているし、「なんでこうなる…!?」と、この頃すっかり気が滅入っております。
ただ、あまり気が滅入ってしまうと物書きの仕事に支障が出るので、これは少々気分転換をしなければいけないなと思い、先日は一日中家にこもってブライアン・フェリーのレア音源集を作っていました。

要するにフェリーさんのアルバム未収録曲やシングルB面曲、映画に提供したカヴァー曲や主題歌などをまとめて一枚のアルバムにする作業なのですが、こういう編集作業というのはいざ着手するとなかなかハマるものでして、作業に没頭するうちに精神集中というか雑念が取り払われて、意外とよい気分転換になった次第です。

今だったら「プレイリスト作り」ということになるのかもしれませんが、それだと簡単かつ便利にいろいろ出来てしまうので面白くないし、頭がリフレッシュされない。
あえて時間と手間をかけて作業することに意義がある。
どうせ外出を控えて自宅での時間が有り余っていることだし、他人に”無駄”と思われる行為に没頭するのも乙なものです。

そんなわけで、ワタクシが編集したフェリーさんのレア音源をご紹介します。

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『夢幻戦士ヴァリス』のエンディングテーマ「Miss Blueに微笑みを」を久々に聴いて感動したお話

震災の時もそうだったのですが、ワタクシ「音楽の力でみんなを元気に!」みたいな感じにはどうも馴染めなくて、最近はコロナ禍の「今」を反映した音楽を聴くと疲れるので、少し前の、あるいはちょっと昔のアルバムをいろいろ聴いています。

で、『ゲームセンターCX』のメガドライブ版『夢幻戦士ヴァリス』回の再放送があった時、「そういえばPCエンジンSUPER CD-ROM2版はよくプレイしたなぁ」というのを思い出しまして、久々にレトロゲーム収納棚からソフトを引っ張り出してきました。

手持ちのPCエンジンDuoは10年以上前にディスクの読み取り部分が故障して動かなくなったので、もうゲームはプレイ出来ません。
まあゲーム本編やビジュアルシーンはYouTubeのプレイ動画を見ればいいわけで、ワタクシの目当てはエンディングテーマの「Miss Blueに微笑みを」でした。

PCエンジン版は優子役の島本須美さんが歌って下さっているんですよね。。

インストの原曲は最近になって初めて聴いたのですが、もともと80年代アイドルポップスっぽい旋律だった曲を、とてもうまくボーカルナンバーにアレンジしているなーと思いました。

ドラマティックでアップテンポなストリングス(←なんと生音とのことです)、
軽やかなソプラノサックスソロ、
間奏パート2回目のキメキメなギターソロなど、
往年のアイドルポップスのツボを抑えたアレンジが素晴らしい。

そして優子のキャラクターを投影した(と思われる)島本さんの瑞々しいボーカルが胸を打つ。
今のアイドルポップスが持っていないもの、最近のJ-POPから失われてしまったものが、この歌の中に全て詰まっているのではないかと思ってしまったほどです。
あまりにもいい曲すぎて、1日で20回くらい聴いてしまいました。。

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マヤ・ホークのアルバム「Blush」のバンドル版が届きました。

前回のブログでご紹介した、マヤ・ホークのファーストアルバム「Blush」。
アーティスト直販サイトでオーダーしたバンドル版が先週届きました。

オーダーしたのが半年近く前だったのですっかり失念しておりましたが、ワタクシがオーダーしたバンドル版は「CDかLPのどちらかを選択&ダウンロード版音源+Tシャツ+ポスター」のセットという仕様でした「CDとLP」ではなく、そのどちらかひとつだったんですね。。

そんなわけで開封の儀を行いました。

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マヤ・ホークのファーストアルバム「Blush」を聴いてみた

待ちに待ったマヤ・ホークのファーストアルバム「Blush」が遂に発売になりました。

当方のブログやBANGER!!!のコラムでも書きましたが、ワタクシ昨年のブルーノート東京公演の時にマヤさんとジェシー(・ハリス)さんにインタビューしまして、その時は「来年のはじめの頃(2月か3月くらい?)にリリース予定」と仰っていました。

https://www.banger.jp/movie/23477/

https://www.banger.jp/movie/23479/

ところがコロナ渦でリリース日がまず6月くらいに延びて、
確かその次にアメリカでBLMのデモが拡大して、
結局これらの影響を受けてリリース日が8月まで延びてしまったのでした。

Maya Hawke / Blush(輸入盤) – TOWER RECORDS

Maya Hawke / Blush(輸入盤帯ライナー付国内仕様)– amazon

amazonやタワレコでアルバムを購入してもよかったのですが、アーティスト直販サイトで売っていたバンドル版(LP/CD+デジタルダウンロード音源 with Tシャツ&ポスターのセット)に心惹かれたので、あえてそちらで購入しました。

https://mayahawke.merchtable.com/

マヤさんのアルバムとシングルの売上の一部はフードバンクのニューヨーク支部に寄付されるそうなので、微力ながら社会貢献にもなるからいいかなと。

で、先方から商品が発送されたものの、まだ届くまで時間がかかるので、先に音源をダウンロードさせて頂きました。

天使の歌声ですねこれは…。

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