ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『ムーンライト』(16)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
文字数の関係でライナーノーツに書けなかったことも少々あったので、それを弊社のブログで補完させて頂きます、…ということを以前のブログでお話ししたのでした。
さて何から書き始めたものかと考えたのですが、まずはニコラス・ブリテルという音楽家をもう少し詳しくご紹介させて頂こうと思います。
先日、お仕事で『ムーンライト』(16)のマスコミ試写に行ってきました。
開始時間の1時間前に会場入りしたにもかかわらず、
既に行列ができてまして、
試写室の普通の座席は関係者予約でいっぱいだったので、
追加で用意されたパイプ椅子に座るという状況でした。。
パイプ椅子での映画鑑賞は腰にキて正直かなりキツかったのですが、
そんなことがどうでもよくなるほど映画本編は見事なクオリティでした。
ランブリング・レコーズ様から「ブログ掲載OKです!」と許可を頂きましたので、
先日ライナーノーツを書かせて頂きました『イントロダクション・トゥ・キューファクトリー:サーガ』をご紹介致します。
こちらは映画のサントラ盤ではなく、
イミディエイト・ミュージックの「トレイラーヘッド」シリーズや、
トゥー・ステップス・フロム・ヘルのアルバムのような、
予告編音楽のコンピレーション・アルバムでございます。
明日はいよいよ第89回アカデミー賞授賞式ということで、
昨年末あたりから作曲賞ノミネート作品のサントラ盤を買いそろえていたのですが、
先日『ジャッキー/ファーストレディー 最後の使命』(16)のサントラ盤を購入して、
候補作品フルコンプとなりました。
『ジャッキー』は従来の伝記映画の音楽とはひと味違うサウンドで面白いのですが、
ワタクシ的にはレスリー・バーバーの『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(16)の方が好みの音でして、
こちらはアカデミー賞にノミネートされずちょっと残念だったのですが、
サントラ盤の曲目を見て何となくその理由が分かりました。
恐らく「楽曲の中で既存のクラシック曲の占める割合が多いから」ということなのでしょう。
でもなぁ、だからといってバーバーの音楽がノミネートに値しないと判断するのはちょっと違うのではないかなぁ、と思ったりもするのですが…。
まあそれはさておき――
ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、トリプルX:再起動』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました…ということを先週のブログでざっくりお知らせ致しました。
2月は『トリプルX:再起動』と『クリミナル 2人の記憶を持つ男』でブライアン・タイラー祭りなのだの巻
今回は原稿の締切にあまり余裕のないスケジュールだったにもかかわらず、映画音楽ライター根性を出して、久々に作曲家さんインタビューが実現しました。
ワタクシがお話を伺ったのは、ロバート・ライデッカーさんという若手作曲家です。