A CELTIC ROMANCE

去年の暮れからせっせと作っていたマイケル・ダナ&ジェフ・ダナのコンセプト・アルバム『A Celtic Romance(ケルティック・ロマンス)』が遂に完成しました。

マイケル&ジェフとはかれこれ6,7年ほどお付き合いがあるので、以前から「レーベル始めたら何か一緒にやれるといいねぇ」「そうですねぇ」などと言っていたのですが、まさか本当に実現するとは。

こちらのアルバム、1998年リリース作品の”再販”という形になるわけですが、リイシューに伴って内容に一部変更があります。

■ジャケットデザインの総リニューアル
■ブックレットに掲載されていた小説『The Legend of Liadain and Curithir』のPDF化
(ダウンロードしてパソコンやスマホ、iPadで読めます)
■『The Legend of Liadain and Curithir』のダイジェスト日本語訳つき
(差し込み解説書裏面に掲載)
■マイケル・ダナ&ジェフ・ダナのメッセージつき

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Mychael Danna & Jeff Dannaの日本語サイトを作ってみた

dannabros

現在、『ケルティック・ロマンス』の5/15リリースに向けての準備の真っ最中(製品はもう出来上がってます)なのですが、先日アルバムの特設サイトを作ってみました。

https://www.marigold-mu.net/dannabros/

当初は「アルバムの特設サイト」というつもりで構成を考えていたのですが、何しろ彼らとは長いお付き合いなので、「もっとダナ兄弟の仕事を紹介したいなぁー」と思うあまり、マイケル・ダナ&ジェフ・ダナの公式日本語サイトみたいな作りになってしまいました。

マイケル・ダナとジェフ・ダナのフィルモグラフィーもまとめてあるので、結構便利なサイトになっていると思います。

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DRIVE – ドライヴ(音楽について)

drive

映画を観た人の中から、「サントラは出てないんですか?」という問い合わせが殺到している(らしい)『ドライヴ』(11)の音楽。確かに秀逸なサウンドトラックでした。

『ドライヴ』公式Twitterの人によると、サントラ盤は「権利問題で日本盤は無し」なのだとか(輸入盤とiTunesで入手可能)。音楽が話題になってる映画に限ってこういう状況とは、何とも勿体ない話。

権利の詳細は分かりませんが、そもそもLakeshore Recordsは日本のレコード会社とリリース契約してないから、これまでもLakeshoreのサントラはリリースされてなかったもんなぁ(どういうわけか『モンスター vs エイリアン』(09)だけはEMIから国内盤が出てたけど)。

で、今回のサウンドトラック。「レフン監督からの80年代ネオン・ノワール映画への解答」という感じで、ジョルジオ・モロダー的エレクトロ・ポップが実に巧い使われ方をしてました。

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BRAKE (music by Brian Tyler)

スティーヴン・ドーフ扮するシークレット・サービスが”ある理由”により何者かに拉致られて、車のトランクに閉じこめられたまま執拗に拷問を受けるというシチュエーション・スリラー。

まぁひとことで申しますと『[リミット]』(10)みたいな映画でしょうか。
予告編を見ると、回想シーンで屋外のシーンも多少挿入されるみたいですが。
うまく作ってあれば面白いスリラーに仕上がっているはず。

音楽は『ワイルド・スピードMEGA MAX』のブライアン・タイラー。
主人公が車の中に閉じこめられるって事で、音楽もひと工夫してあります。

ブライアンの愛車コルベット(しかも赤。まさにリトル・レッド・コルベット)のエンジンを叩く音とかスイッチをひねる音とかサイドブレーキを引く音をサンプリングして、パーカッション代わりに使うというイカすスコアを作曲してます。

面白すぎ。僕はこのミュージック・ビデオを見て即サントラ盤を購入してしまいました。
Brian rocks!!

映画も5/19日本公開予定との事。こりゃ楽しみですねー。

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THE NEXT THREE DAYS / すべて彼女のために

the next three days

オリジナルのフランス映画『すべて彼女のために (Pour Elle)』(08)が上映時間96分なのに対して、リメイク版の『スリーデイズ』(10)は134分。

この時点で何だか嫌な予感はしたのですが、本編を観てみたら、やっぱりこれはオリジナル版の方がよく出来てるなー、という印象でした。

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