9月に帯状疱疹を患った話

いまはもう完治したのですが、9月に帯状疱疹を患って1ヶ月ほど激痛に悩まされておりました。

何だか腹部のあたりにシャツが触れるとヒリヒリするようになって、「自分はもともと乾燥肌の敏感肌だし、前からこうなることが時々あるんだよなぁ」などと思っていたものの、腹部から左脇腹、背中にかけて赤いポツポツが出てきて、水膨れのようなものが出来てしまいました。
「ダニにでも刺されたか? 清潔にしてるはずなのに嫌だなぁ」と思いつつ皮膚科で診てもらったところ、ものの見事に「帯状疱疹です」と診断されました

人生初の帯状疱疹だったので、その瞬間、顔面蒼白になりました。。

お医者様には「最近(新型コロナの)ワクチンを打ちましたか?」と聞かれました。
「いえ、最後に打ったのは○月です」と答えたところ、それなら間隔が空いているのでワクチンの副反応が直接の原因ではなさそうですねとのこと。
お話を伺うと、どうもワクチンの副反応で帯状疱疹が出たという方が多いらしい。
自分の場合は最後の接種から何ヶ月も経っていたので、直接的な原因ではなさそうなものの、「免疫力が落ちているところにストレスや疲労が蓄積して(帯状疱疹の)症状が出たのではないか」という診察結果が出たのでした。

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『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』を久々に観たのでその雑感。

先日、キングレコードの「死ぬまでにこれは観ろ! 2021」で『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』(81)のブルーレイをゲットしました。
BSやCSの映画チャンネルでもなかなか放送の機会がなくて、数年ぶりに本編を観た気がするのですが、実に見応えがありました。

「コンピューターでガードされた、ロス最大の地下金庫が深い眠りについた時、俺のラスト・ビジネスが始まった!」


…と見出しには書いてあるものの、プロの泥棒であるフランクのやり方は、ドリルで金庫に穴を開けたり、特別製のトーチで扉を焼き切ったり、ケーブルの束からお目当てのケーブルを探り当てたり、アナログ現場作業なのがグッと来る。
「コンピューターのネットワークに侵入して手を加えて完了!」という近年のケイパー映画の展開に食傷気味なので、上記のような“プロの技”が劇中で丁寧に描かれるとつい見入ってしまう。

80年代といえば、痛快無比なワンマンアーミー的アクション映画とハッピーエンドが主流だったのに、当時これだけ虚無的なエンディングの映画を撮ってしまうマイケル・マンはやっぱりすごいなとも思いました(華やかなビジュアルで誤解されがちですが、『特捜刑事マイアミ・バイス』も救いのないバッドエンドのエピソードが結構多かった)。

ジェームズ・カーンのプロフェッショナルな銃さばきとか、衣装係が8週間かけて探し回ったけどいいものが見つからなくて、結局スタッフが自作してしまったジェームズ・ベルーシのアロハシャツとか、スタントマンと何度も何度も特訓したベルーシの被弾シーンとか、ベルーシの結婚式の日に追加撮影のスケジュールを入れて、マン自ら彼の婚約者に「撮影が入ったから式を1週間伸ばしてくれ」と電話したとか、この時からマイケル・マンのこだわり(完全主義者っぷり)が随所に炸裂しているのも素晴らしい。

ちなみに映像特典扱いだった本作の4Kレストア版本編ですが、同じ映画とは思えないほど映像のトーンが違ってました。
4Kレストア版は青みの強い寒色系の映像といえばいいのかな。よりフィルム・ノワールっぽい映像になっている印象ですが、80年代的「ネオン・ノワール」の雰囲気を楽しむならば、通常マスター版の彩度強めな映像もいいんですよね。
だからこの映画の場合、通常版と4Kレストア版のどちらがいいかというのは観る人の好み次第といったところ。
ワタクシは通常マスター版の映像に目が馴染んでしまっている感じ。だからこそ、4Kレストア版が新鮮な気持ちで観られましたが。

そんなわけで『ザ・クラッカー』を久々に堪能したので、サントラ盤も連日聴きました。

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー オリジナル・サウンドトラック(amazon)
ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー オリジナル・サウンドトラック<期間限定盤> (TOWER RECORDS)

https://store.universal-music.co.jp/feature/soundtrack2024

音楽担当はタンジェリン・ドリーム。
ワタクシ、今年はBANGER!!!にフリードキン映画の音楽コラムを書いたこともあって、『恐怖の報酬』(77)のタンジェリン・ドリームの音楽をよく聴いたような気がするのですが、個人的には『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』の音楽のほうが好きです。

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2011年 レーベルブログのよく読まれた記事トップ10

こちらのブログでは映画ネタとか音楽ネタとかガンダムネタとかぐだぐだと書いているわけですが、ありがたい事に、こんな内容でもいろんな方がわざわざググって毎日見に来て下さってます。

で、今年はどのトピックスがよく読まれたのかなーと集計結果をまとめてみました。
トップ10は以下の通り。

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