英国のベテラン音楽家、ジョージ・フェントンの底力を感じた『ブルー・プラネット』のサントラ盤

先日お伝えしたとおり、ランブリング・レコーズ様のご依頼でBBC製作の海洋ドキュメンタリー『ブルー・プラネット』シリーズ(01,17)の日本版サントラ盤に音楽解説を書かせて頂きました。
音楽担当は第1作がジョージ・フェントンで、第2作がハンス・ジマーとジェイコブ・シェイ、デヴィッド・フレミングの三人。

ジマーさんの『ブルー・プラネットII』は前回のブログでご紹介したので、今回はフェントンの第1作をご紹介致します。

『ブルー・プラネット』オリジナル・サウンドトラック(amazon)
『ブルー・プラネット』オリジナル・サウンドトラック(TOWER RECORDS)

ジョージ・フェントンは1970年代から活動している作曲家ですが、日本では”知る人ぞ知る”存在といった印象ですね。。最近はケン・ローチ作品の常連作曲家というイメージではないかと。以前『スノー・ロワイヤル』(19)のブログで書いたとおり、ワタクシはフェントンの音楽が好きで結構いろいろサントラを持っています。

そんなフェントンの作品で一番売れたサントラは、おそらく海洋ドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』(03)ではないかと思います。この映画、ベルリン・フィルが演奏を手掛けたことでも話題になりましたし。

で、その『ディープ・ブルー』のもとになったドキュメンタリーテレビシリーズが、今回日本盤サントラが発売される『ブルー・プラネット』(01)だったと。

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