「何だか映画通の間で評判いいみたいだから」という理由で、
ジョゼ・パジーリャ監督作『エリート・スクワッド』(07)と、
続編『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』(10)をイッキ観した今年の夏。
見事にこのハイテンションかつカオスな世界観にハマってしまいました。
BOPE版『グッドフェローズ』(90) meets 『フルメタル・ジャケット』(87)みたいな1作目も面白いし、
1作目のノリから一転、リオ警察・政界の汚職に肉薄したポリティカル・スリラーな続編も興味深い。
同じキャストとクリエイターが作った正統な続編でありながら、
違うテイストのブラジル特殊部隊モノが楽しめるので、非常にお得感がありますね。
BOPEを率いるナシメント隊長の生き様がなかなかアツい。
「悪党と汚職デカは許さねぇ」というブレない正義感にシビれます。
このシリーズを観る際はなるべく間を置かず、
2作イッキに観てしまう方がテンションが上がっていいと思います。