ポリスの6枚組CDボックス「Every Move You Make: The Studio Recordings」を買いました。

10日ほど前、amazonで予約注文していたポリスの6枚組CDボックス「エヴリ・ムーヴ・ユー・メイク:ザ・スタジオ・レコーディングス」が届きました。

ポリスのスタジオアルバム5枚と、 シングルB面曲を集めた「フレキシブル・ストラテジーズ」の計6枚。 いずれも音はリマスター済み。

ポリスのアルバムは全部持ってるし、レア・トラックを熱心に集めているタイプでもないので、正直「ものすごく買わなきゃ!」というボックスセットでもなかったのでした。

しかし先頃の来日公演で、台風トラブルにも関わらず仙台で振替公演のライブを実施してくれたスティング様に敬意を表して、ボックスセットを買わせて頂くべきなのではないかと思いまして。
で、国内盤は4,400円で輸入盤はさらにお安くて3,000円弱くらいだったのですが、BANGER!!!のスティング映画主題歌コラム用にアルバムジャケットの掲載許可を下さったユニバーサルミュージックさんへの感謝の意も込めて、 今回は国内盤をチョイスさせて頂きました。

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『さらば愛しきアウトロー』でロバート・レッドフォードが体現するアウトローの美学、そして挿入歌”Blues Run The Game”の歌詞について

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『さらば愛しきアウトロー』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

そして先日BANGER!!!でこんなコラムを書かせて頂きました。

意思は貫くが、運命には逆らわない レッドフォード流“アウトローの美学”と“ジャズ”『さらば愛しきアウトロー』 | BANGER!!!
https://www.banger.jp/movie/13646/

 

「自分の意思は貫くが、運命には逆らわない」とはどういうことか?…ということで、BANGER!!!のコラムでは字数の都合で書けなかったことを、ブログでもう少し補足させて頂こうかなと思った次第です。

前回のブログで「我が家は母子二代にわたるレッドフォードのファン」ということを書きましたが、
ちょうどコラム原稿を書いていた週に実家に帰る機会があったので、原稿の構想を練る意味も兼ねて熱いレッドフォード談義を交わしたのでありました。

 

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『さらば愛しきアウトロー』のジャズ・スコアは、ロバート・レッドフォードを最高にカッコよく、チャーミングに見せる音楽だと思う。

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『さらば愛しきアウトロー』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

我が家は母子二代にわたるロバート・レッドフォードのファンなので、レッドフォード出演作のサントラ盤のお仕事が出来て嬉しかったです(ある意味、レッドフォード好きの母への親孝行にもなりましたし)。

音楽を担当したのはデヴィッド・ロウリー監督作品の常連作曲家ダニエル・ハート。
『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(17)が話題になったことで、ハートと彼のバンド”Dark Rooms”の知名度がグンとアップした印象がありますね。
『ピートと秘密の友達』(16)や『セインツ -約束の果て-』(13)の時は、まだそれほど注目されていなかったような気がします。

『A GHOST STORY』の時は「アルヴォ・ペルトの合唱曲やブロークン・ソーシャル・シーンの曲、70年代~80年代のジョン・カーペンターのスコア」などを模索しつつ、最終的には実存主義的な映画の内容に即した音楽を作曲していて、「いい音楽だな」ということは感覚的に分かるのだけれども、スコアのテーマや作曲者の意図を読み取るとなると少々難解なサウンドに仕上がっていました。

しかし今回の『さらば愛しきアウトロー』では、
エンターテインメント路線にシフトした、メロディアスで万人向けのジャズ・スコアを作曲しています。

 

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『ブラック・クランズマン』のテレンス・ブランチャードの音楽を自分なりに掘り下げて聴いてみた。

先日『ブラック・クランズマン』(18)を観てきました。
音楽は”A SPIKE LEE JOINT”に欠かせない作曲家/ジャズ・トランペッターのテレンス・ブランチャード。

「スパイク・リーの映画は音楽もイイ!」という話はよく聞くのですが、
まぁそれは多くの場合劇中の挿入歌のことなんですよね…。
今回のパンフもプリンスが歌うエンドクレジットソング”Mary Don’t You Weep”と、コーネリアス・ブラザーズ&シスター・ローズの”Too Late to Turn Back Now”についてはコラムで触れていたのですが、スコアについての話は全くなし。
ブランチャードは本作の音楽でアカデミー賞作曲賞にノミネートされたんですけどね。。スタッフ紹介のページでブランチャードの略歴が小さく紹介されていた程度でした。
でも劇中使用曲のリストがパンフに小さく載っていたのはナイスな心遣いと言えるかもしれません。

とはいえブランチャードのスコアは完全スルーというのは、
彼の音楽が好きな当方としてはちと寂しい。
…というわけで、ワタクシなりにあちこちで仕入れたネタや、
音楽を聴いていて気づいたことを少しばかり書いてみたいと思います。

 

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ロキシー・ミュージック ロックの殿堂入り記念/自分はいかにしてロキシーとブライアン・フェリーの音楽と出会ったか

ワタクシ、ブライアン・フェリーとロキシー・ミュージックの音楽が大好きなわけですが、彼らの音楽を26年くらい聴いている計算になります。
(まぁ、それでも先日のフェリーさんの来日公演の客層の中では若年層に入るかもしれませんが…)

フェリーさんの曲を知るきっかけとなったのは、
高橋幸宏の1983年のアルバム「薔薇色の明日」でした。
B面にフェリーさんのカヴァー”This Island Earth”が収録されていたのですね。

高橋幸宏 / 薔薇色の明日 (amazon)
高橋幸宏 / 薔薇色の明日 (TOWER RECORDS)

普通、初めて聴いたフェリー/ロキシーの曲というと”スレイヴ・トゥ・ラヴ”だったり
“モア・ザン・ディス”だったり”アヴァロン”だったりするわけですが、
ワタクシの場合は”This Island Earth”。しかも幸宏さんのカヴァー。
当時小学校高学年だったかなー。屈折してます。

「ベールを脱いだ花嫁」で原曲を聴くのはもう少し後のことになるのですが。

 

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