『スリー・ビルボード』サントラ盤に収録されたボーカルナンバーをじっくり味わってみる

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『スリー・ビルボード』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

以前のブログでカーター・バーウェルのスコアをご紹介したので、
今回は映画の中で使われた歌モノを中心にご紹介していこうかなと思います。

…というわけでサントラ盤の収録曲は以下の通り。
歌モノ(既製曲)は太字にしてあります。

1. Mildred Goes to War
2. The Deer
3. Buckskin Stallion Blues (Performed by Townes Van Zandt)
4. A Cough of Blood, A Dark Drive
5. I’ve Been Arrested
6. Fruit Loops
7. His Master’s Voice (Performed by Monsters Of Folk)
8. Billboards On Fire
9. Slippers
10. The Last Rose of Summer (Performed by Renée Fleming, Jeffrey Tate & The English Chamber Orchestra)
11. My Dear Anne
12. Walk Away Renee (Performed by The Four Tops)
13. Billboards Are Back
14. Collecting Samples
15. Sorry Welby
16. The Night They Drove Old Dixie Down (Performed by Joan Baez)
17. Countermove
18. Can’t Give Up Hope
19. Buckskin Stallion Blues (Performed by Amy Annelle)

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【追悼】僕は鶴ひろみさんの声を聞いて大人になった

昨日は朝起きてtwitterを覗いたら、
声優・鶴ひろみさんの訃報がタイムラインに流れてきて、
亡くなった時の状況がああいう感じでしたので、
あまりのショックに全身から血の気がと引きました。
昨日は全く仕事が手につかなかったな…。

鶴ひろみさん死去 大動脈剥離 | 2017/11/17(金) – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6261526

 

鶴さんは『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃんと『ドラゴンボール』のブルマ役で有名ですが、
ワタクシの場合、初めて鶴さんの声を聞いたのは『キン肉マン』のナツコ役だったと思います。
「鶴さんの声がいいなー」と意識してアニメを見るようになったのは、
やはり『ドラゴンボール』のブルマ役ということになりますが。
『ペリーヌ物語』は再放送の時に観て、
その後は『超時空要塞マクロス』のキム、
『めぞん一刻』の九条明日菜、
『きまぐれオレンジロード』の鮎川まどか、
『らんま1/2』の久遠寺右京、
『ツヨシしっかりしなさい』の井川恵子、
『GS美神』の美神令子…というように、
自分の子供時代~青春時代に多くのアニメヒロインの声を担当されていたので、言うなれば鶴さんの声を聞いて育ったようなものでした。
確かNHK教育の人形劇「のびのびノンちゃん」も録画して時々観ていました(池田秀一さんや島津冴子さんも声をアテていたので)。

 

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『バリー・シール アメリカをはめた男』サントラ盤収録曲を駆け足で全曲紹介してみるの巻

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『バリー・シール アメリカをはめた男』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

先日劇場でパンフレットを買ってきたのですが、これだけ劇中で懐メロをガンガンかけていたのに音楽についてコラムでほとんど触れられていなかったので、ワタクシがこの場を借りて全曲ざっくりご紹介させて頂こうかなと。

ちなみに個人的な推し曲については前回のブログでご紹介したので、こちらも併せてご覧頂ければと思います。

なおamazonのカスタマーレビューなどでツッこまれる前に補足させて頂きますが、トーキング・ヘッズの”Slippery People”とジョージ・ハリスンの”Wah-Wah”はアルバム未収録なので、この2つの曲については何らかの手段を用いて補完して頂ければと思います。

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『バリー・シール アメリカをはめた男』サントラ盤の私的推し曲はこの曲とあの曲です!の巻

ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、トム・クルーズ主演のアンチヒーロークライムアクション映画『バリー・シール アメリカをはめた男』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。

オリジナル・スコアの作曲は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)のクリストフ・ベック。
アメリカではVarese Sarabandeからのサントラリリースということで、「ベックのスコア盤のライナーノーツを書くのは初めてだから楽しみだな」と思っていたのですが、トラックリストが発表になってみたら、何とまさかのソングコンピレーション盤でした。
「Vareseもコンピ盤を出すことあるんだ」と思いましたが、よく考えれば『ロング・トレイル!』(15)とか『ゴールド 金塊の行方』(16)もコンピ盤だったなぁ、と。

…というわけで、『バリー・シール』のサントラ収録曲は以下の通り。

1. A Fifth of Beethoven / Walter Murphy & The Big Apple Band
2. One Way Out / The Allman Brothers Band
3. Blue Bayou / Linda Ronstadt
4. Seguro Lo Hara Otro / John Ever Villa
5. Black Widow Blues / Townes Van Zandt
6. Hooked On Classics (Part 1 & 2) / Louis Clark & The Royal Philharmonic Orchestra
7. I Don’t Need You / The Troyes
8. Loud N’ Restless / Loosely Tight
9. What Makes A Good Man? / The Heavy
10. What Now? / Christophe Beck (Score)
11. Sandanistas y Reagan / Christophe Beck (Score)
12. Heading to the States / Christophe Beck (Score)

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『リーサル・ウェポン』のCD8枚組ボックスセットのサントラ盤

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年末年始の映画チャンネルの定番企画といえば、何と言ってもシリーズ一挙放送。

『ワイルド・スピード』から『バットマン』、『エクスペンダブルズ』に『スター・ウォーズ』と、まぁどの局もいろんなシリーズものを出して参りましたが、個人的にはザ・シネマの『リーサル・ウェポン』一挙放送がなかなか嬉しかったり。

こういう「観ようと思えばいつでも観られるシリーズもの」というのは、「ま、そのうち観ればいいや」と先送りしてしまいがちなので、こういう風に年末年始にまとめてドカンと放送してもらえると、「せっかくだからちょっと観ようかな」と”その気”にさせてもらえるんですね。

で、『リーサル・ウェポン』といえば、ワタクシ3年ちょっと前にLa-La Land Recordsから発売になったサントラ盤のボックスセットを買いまして、そのことをブログでも書かせて頂いたつもりだったのですが、どうやらワタクシの勘違いだったようで、過去の投稿を遡っても何も書いていなかったので、改めて製品をご紹介させて頂きます。

 

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