自分としては故人の追悼商法的な企画にあまりお金を使いたくないな…という気持ちもあるのですが、幸宏さんのEMI時代のアルバムは2009年のSHM-CDでのリイシュー企画の際にボーナストラックが追加されたアルバム(具体的にはライブ盤の『A NIGHT IN THE NEXT LIFE』とコンシピオ時代の3タイトル)しか買わなかったため、前回購入を見送った再発盤はこの機会に新しいものを買っておこうかと思った次第です。
だから人生で初めて聴いた映画のサントラということになるのかな。 そして初めて聴いたミニマルミュージックでもある。 この映画の劇伴は反復的な側面が強いサウンドなので、広義のミニマルと言えるのではないかと。 メインテーマもいいけど、”The Seed And The Sower”の不思議な高揚感のあるフレーズも素晴らしい。