今年のアカデミー賞の最優秀作曲賞は、
『グランド・ブタペスト・ホテル』(14)のアレクサンドル・デスプラでした。
本命:『イミテーション・ゲーム』のヨハン・ヨハンソン
対抗:『グランド・ブタペスト・ホテル』のデスプラさん
大穴:『ターナー、光に愛を求めて』のゲイリー・ヤーション
…とワタクシ予想を立てておりましたので、
見事に(ビミョーに?)外れてしまいました。
今年のアカデミー賞の最優秀作曲賞は、
『グランド・ブタペスト・ホテル』(14)のアレクサンドル・デスプラでした。
本命:『イミテーション・ゲーム』のヨハン・ヨハンソン
対抗:『グランド・ブタペスト・ホテル』のデスプラさん
大穴:『ターナー、光に愛を求めて』のゲイリー・ヤーション
…とワタクシ予想を立てておりましたので、
見事に(ビミョーに?)外れてしまいました。
弊社リリース作品『ケルティック・ロマンス』の作曲家、マイケル・ダナの映画音楽作品を振り返る不定期連載コーナー。
今回はアカデミー賞授賞式間近ということで、第84回アカデミー賞で6部門にノミネートされた『マネーボール』(11)をご紹介します。
映画の内容に関しては今さら説明不要でしょう。
オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の奇抜なチーム立て直し&補強術を描いた実録ドラマ。
捕手から一塁手に転向した(させられた)スコット・ハッテバーグ役で、今をときめく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)のクリス・プラットが出ているのもポイント。
先日アカデミー賞のノミネート作品が発表になりましたが、
当方の予想と違う作品がノミネートになったり、
逆にノミネートされなかったり、
まぁ何というか…「ふーむ、そういう選び方をするのね」という感じでした。
ワタクシここ数年は最優秀作曲賞の行方ぐらいしか興味がなくて、
全ての賞の予想をするほどの関心というかモチベーションが持てない状態です。
…と言いつつ、
『ライフ・オブ・パイ』(12)で弊社契約アーティストのマイケル・ダナが作曲賞を受賞した時は、
ワタクシ大喜びしてしまいましたが。。
遂にこの日がやって参りました。
我らが『ケルティック・ロマンス』のマイケル・ダナが、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)の音楽で第85回アカデミー賞の最優秀作曲賞を受賞致しました。
きのうはツイッターで大喜びさせて頂きましたが、正直「まぁ喜びのツイートを発したところで、反応は皆無に等しいだろうなー」と思っておりました。でも、日頃お世話になっている人から、ツイッターでフォローさせて頂いている直接面識のない方に至るまで、いろんな人からマイケルさんの受賞祝いのツイートを頂いたり、メッセージをもらったりして、ワタクシ大変嬉しかったです。
たぶん、昨日はツイッターやってて一番楽しい日だったかもしれません。
ツイートやメッセージを下さった皆さま、ありがとうございました。
いやー、遂にここまで来ましたねー。
先日2013年のアカデミー賞と英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネート作品が発表になりましたが、マイケル・ダナも『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』(12)で見事作曲賞ノミネート。しかもアカデミー賞の最優秀歌曲賞にもノミネートされました。
■2013年アカデミー賞
http://oscar.go.com/nominees
■2013年英国アカデミー賞
http://www.bafta.org/film/awards/nominees-winners-2013,3584,BA.html
僕は『スウィート ヒアアフター』(97)あたりの頃からマイケル・ダナのファンを公言してますが、身の回りの映画好きにそれを言っても「誰それ?」状態だったし(ランブリング・レコーズのMさんが「私も大好きな作曲家です」と言ってくれたのが唯一の救い)、キネ旬ムック『オールタイム・ベスト 映画遺産 映画音楽編』の「好きな映画音楽 作曲家ランキング」でダナの名前を書いても得票数が2票だけだったり(もう一人は誰だったんだろう?)、切なくなるような状況が長年続いておりましたが、ようやく彼の名前が広く認知される事になりそうだなーと思います。
作曲賞候補作品の分析(というか個人的な感想)はまた次回という事で。