クレイグ・アームストロングの音楽が好きなので、『スノーデン』のサントラは2種類買いましたの巻

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以前『世界一キライなあなたに』(16)のブログネタの時も書きましたが、
ワタクシは90年代後半からクレイグ・アームストロングの音楽を追ってきた自称「アームストロンガー」なので、
当然のように彼の新作『スノーデン』(16)のサントラも購入しました。
しかも2種類。

ひとつはアームストロングとアダム・ピータースのスコアを収録した、青いジャケットの通常盤。
もうひとつはアームストロングのスコアだけを収録した、配信オンリーのオーケストラル・スコア・アルバム。
こちらのジャケットは茶色。
CDじゃないから”盤”という字は使えませんのでスコア・アルバムと表記させて頂きます。

 

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クレイグ・アームストロングのファンに朗報!『世界一キライなあなたに』の”スコア盤”が発売されます!

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ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、
『世界一キライなあなたに』(16)のサントラ盤(スコア盤)にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽は『ロミオ+ジュリエット』(96)や『ラブ・アクチュアリー』(03)のクレイグ・アームストロング。

ランブリングさんから原稿のご依頼を頂いた時、
「あれー?確か『世界一キライなあなたに』はユニバーサルからコンピ盤が出るのではないですか?」と尋ねたら、
ランブリングさんからスコアアルバムを急遽リリースすることになったというお話でした。
本国ではダウンロード版のみのリリースだったのに、
日本ではきちんとCDアルバムでリリースして下さるとはありがたい。

以前twitterか何かで書いたと思うのですが、
ワタクシ、クレイグ・アームストロングの音楽が大好きでございまして、
『セカキラ』のスコアアルバムをCDアルバムで出して下さると聞いてもう大喜びですよ。

そしていつかアームストロング作品のライナーノーツを書いてみたいとも思っていたのですが、
今回ついにアームストロンガーの願いが叶いました。
(アームストロンガー=クレイグ・アームストロングの音楽が大好きな人のこと。ワタクシが勝手に作った造語です)
ランブリングさん最高!

そんなわけでスコア盤のライナーノーツでは、
アームストロングの代表作をざっくりチェック出来るような情報をまとめつつ、
彼の音楽の特徴や『セカキラ』の音楽分析などをみっちり書かせて頂きました。
アームストロンガーを自称するワタクシとしては、
たくさんの人にクレイグ・アームストロングの音楽を聴いて頂きたいと思っているので、
『世界一キライなあなたに』のスコア盤を聴いて彼の音楽が気に入った方が、
拙稿に目を通して頂いて、
彼のその他の映画音楽作品やソロアルバムにも興味を持ってもらえれば幸いに存じます。

 

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『ウォール・ストリート』の音楽で前作『ウォール街』から変わったところ、そして引き継がれたところ。

先日『ウォール・ストリート』(10)を観てきました。

クレジットを観た限りではオリバー・ストーンは脚本に携わっていないものの、映画本編はまぎれもなく『ウォール街』(87)の正当なる続編でした。矢継ぎ早のセリフ、スプリット・スクリーンの活用、トレーディング・シーンのせわしない編集、摩天楼の空撮、オリヴァー・ストーンのカメオ出演、ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)の昔と変わらぬ傲慢な態度など、1作目をきちんと踏襲した作りになってます。

ただ、中盤~後半の展開については「あの”欲は善”と言い放った冷血漢のゴードンもずいぶん変わったな」と思ってしまいました。歳を取るとゴードンですら娘や孫が愛おしくなるものらしい。1作目ではそんな一面は微塵も感じさせませんでしたが。

映画を見ていて気になったので調べてみたのですが、イーライ・ウォーラックは今年で御年96歳なのですね。元気なおじいちゃんだ…。この映画でもいい味を出していました。

とはいえ、自分がこの映画で一番楽しみにしていたのは、物語云々よりも音楽の使い方でした。

WALL STREET -Money Never Sleeps- Original Motion Picture Soundtrack (amazon)

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