『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』本日発売です

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webショップでは先行販売していたのですが、
エリオット・ルイスのニューアルバム『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』、
本日3/27に一般発売開始となりました。

先日、ちょっとしたご縁でクロスビート編集部の方にも
こちらのアルバムを聞いて頂いたのですが、

「オーソドックスでオーセンティックなロックながら、
プレイヤーらしいミュージシャンシップにも溢れたいいアルバム。
アーシーなアメリカン・ロック好きならストライク」

…というズバリと的を射た感想を頂きました。
ありがとうございます!

Disc 1の『Enjoy The Ride』はエレキギターが唸るブルース・ロック風味。
Disc 2『Master Plan』はエリオットの鍵盤さばきが冴え渡るロックン・ソウル風味。
CD1枚のお値段(2,625円)で2枚分のアルバムが楽しめるお買い得盤でございます。

Disc 1はエリック・クラプトンやジェフ・ベック、
Charや高中正義が好きな方にビビッと来るアルバムではないかと思います。

Disc 2はそれこそホール&オーツやアヴェレイジ・ホワイト・バンドなど、
エリオットさんゆかりのグループの音楽を愛する人向けのアルバムかな、と。

前作『6 & One』同様、インスト曲がめちゃくちゃカッコイイので、
「イケてるギターリフが弾きてぇ!」と試行錯誤中のギタリストの皆様、
是非ぜひ『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』をお買い求め下さいー。

Daryl Hall & John Oates 関連商品 好評発売中!

■Eliot Lewis / 6 & One
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iTunes 6 & One - Eliot Lewis
■Eliot Lewis / Enjoy The Ride+Master Plan
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■Charlie DeChant / Like the Weather
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 iTunes Like the Weather - Charlie DeChant

Eliot Lewisのニューアルバムを3/27にリリースしちゃいます

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今月はレーベルの更新情報がいろいろあって大変なのですが、『ケルティック・ロマンス』のイベント情報だけではなく、そろそろこっちもお知らせしないといけない時期になってきましたので、お知らせします。

3/27にエリオット・ルイスのニューアルバム『エンジョイ・ザ・ライド』をリリースします。しかも日本盤のみ廃盤になって久しい彼のセカンドアルバム『マスタープラン』をカップリングした豪華2枚組仕様。その名も『エンジョイ・ザ・ライド+マスタープラン』…って二つ繋げただけなんですけど。

何でこういう仕様になったかについては追々お話ししていく予定ですが、簡単に申しますと「エリオットさんの昔の曲と今の曲を聞き比べてもらいたい」というコンセプトが自分の頭の中にありまして、それを具体化した結果、新作と旧作の2枚組仕様になったという感じです。

トラックリストは以下の通り。

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Laughing Down Crying

laughing down crying

先日リリースになったダリル・ホールの最新ソロアルバム。
これがめっぽう素晴らしい出来。

『Can’t Stop Dreaming』から実に15年振りのソロアルバムという事で、どういうサウンドになるのか実際に聞いてみるまで全く見当がつきませんでした。

『Sacred Songs』みたいなトンがった内容にはならないだろうけど、だからといって『Three Hearts In The Happy Ending Machine』みたいな80sロックの線も考えにくい。やっぱり『Soul Alone』や『Can’t Stop Dreaming』のようなソウル/R&B路線に行くのだろうか? あるいはH&Oの『Change of Season』のようなフォーキーな路線で行くのかしらん、と考えること数ヶ月。

で、実際に聞いてみたら想像以上にポップなロック・アルバムに仕上がっていて本気で感動しました。「ダリルさん、若返りましたか?」というくらいヴォーカルとサウンドが瑞々しい。Live From Daryl’s Houseで若い世代のミュージシャンと共演している経験が、サウンドにも着実にフィードバックされている感じ。いずれの楽曲もギターサウンドを前面に出した作りで、H&Oのどのアルバムに最も近い音か?と言われたら、意外と『Marigold Sky』に近い印象を受けます。

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Live from Daryl’s House #45

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エリオット・ルイスも鍵盤弾きとしてレギュラー出演しているLive from Daryl’s House。
エピソード45のゲストはグレイス・ポッターでした。

グレイス・ポッター&ザ・ノクターナルズのロック女子として有名な彼女ですが、「グレイス・ポッターって誰?」という人でも、映画ファン/ディズニー映画好きなら『塔の上のラプンツェル』(10)の挿入歌”Something That I Want”で彼女のヴォーカルを聞いた事があるのではないかと。

今回のライブでは何と言っても”Room to Breath”が最高(選曲がシブい!)。
ポッターもダリルさんもロックンロールしてます。
んでもって、ジェリー・リー・ルイスを彷彿とさせるエリオットさんの鍵盤さばきもイカす。

下記URLから是非ぜひLFDHのサイトへ行っちゃって下さいませ。

http://www.livefromdarylshouse.com/

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『ナイト&デイ』の音楽(ジョン・パウエルの劇伴+劇中で流れた既製曲)をチェックしてみた。

「ホール&オーツが好きなら見ておいて損はないですよぉ」と友人に勧められたので、『ナイト&デイ』(10)をDVDにて鑑賞しました。この映画、劇場公開されていた頃に観ていなかったんですよね…。

Knight and Day – Original Motion Picture Soundtrack (amazon music)

なぜこの映画とホール&オーツが関係あるのか? と思ったら、劇中「ゼファー」なる画期的なアイテムを発明した天才青年サイモン(ポール・ダノ)がホール&オーツのファンという設定で、サイモンの隠れ家で”Private Eyes”が流れていたり(結構長い時間かかってた)、トム・クルーズ扮する主人公ロイからH&Oの缶バッジを貰って喜んだりするシーンがあったのですね。納得です。

The Very Best of Daryl Hall & John Oates – amazon

この映画、もっとヒットしてたら「ホール&オーツのリバイバル・ブーム到来!」みたいな感じで話題になっていたかもしれない。実際のところは『(500)日のサマー』(09)の”You Make My Dream”ほど注目されなかった気がするので、そのへんがちょっと残念。トム・クルーズがケイティ・ホームズとの結婚で「結婚でウキウキご機嫌な俺」というキャラ作りをして大失敗した頃だったので、それがモロに映画の興行成績にも影響してしまった感じでしょうか。
映画スタジオはそれらしい理由をつけてシラを切っていますが、映画のキービジュアル(ポスターやサントラ盤のジャケ写)がキャストの写真ではなくシルエットなのも、「お騒がせ俳優のトム・クルーズを前面に出したくない」という思惑があったものと思われます。まあ自分でやったことが「ちょっと痛すぎた」という事情もありますが、この時期のトム・クルーズは本当に不遇だった。

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