『タイムマシン』(2002年)のデラックス・エディション版サントラを購入しました。

少し前の話になりますが、Varese Sarabande CD CLUBから2,000枚限定でリリースになった『タイムマシン』(02)のデラックス・エディションのサントラ盤を購入しました。購入金額は7,000円台だったかな…。このシリーズはお値段が高めです。

The Time Machine (Deluxe Edition) – TOWER RECORDS

幸いデジタル版でもデラックス・エディションが購入可能なので、CDプレス盤にこだわらなければ2,500円でデジタル版を購入して頂くという手もあります。

The Time Machine (Original Motion Picture Soundtrack / Deluxe Edition) – amazon music

ワタクシはランブリング・レコーズさんがサウンドトラック Rare25で通常盤サントラを再販した時、差込解説書に音楽解説を書かせて頂きました。

通常盤サントラもデジタル版が出ているので、バデルトのスコアをサクッと聴きたいという場合は1,500円のこちらを購入して頂くとよいかもしれません。

The Time Machine (Original Motion Picture Soundtrack) – amazon music


その前(劇場公開当時)からこの映画が好きだったし、クラウス・バデルトの音楽もすごくよかったので、10数年の間に何度聴いたか分からないくらい通常盤を聴いていました。その経験が差込解説書の原稿を書くときにも大いに役立ってくれました。

デラックス盤(拡張盤)が出るとなったらこれはもう買うしかないでしょうということで即購入に踏み切った次第です。

そんなわけでデラックス・エディションの雑感です。

続きを読む

『プーと大人になった僕』の音楽を手掛けたジェフ・ザネリへのインタビュー記事がuDiscoverMusicJPに載ってます。

ウォルト・ディズニー・ジャパン様からのご依頼で、
『プーと大人になった僕』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はジェフ・ザネリとジョン・ブライオン。

前回前々回でサントラ盤についてはほぼ語り尽くしてしまったのですが、
本日は『プーと大人になった僕』関連でお知らせです。

ワタクシがザネリさんにインタビューした記事が、
ユニバーサルミュージックの音楽キュレーションサイト「uDiscoverMusicJP」に載ってます。

ディズニー最新作 『プーと大人になった僕 オリジナル・サウンドトラック』ジェフ・ザネリのインタビューを公開
https://www.udiscovermusic.jp/columns/disney-pooh-and-boku-interview

 

続きを読む

切なくてハートウォーミングな『プーと大人になった僕』の音楽は、ジェフ・ザネリとジョン・ブライオンの持ち味がよく出てますという話。

ウォルト・ディズニー・ジャパン様からのご依頼で、
『プーと大人になった僕』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はジェフ・ザネリとジョン・ブライオン。

前回のブログはサントラ盤発売のお知らせ的な内容だったので、
今回は音楽をもう少し詳しくご紹介していこうかなと思います。

サントラ盤はザネリとブライオンのスコアが22曲と、
シャーマン兄弟の弟リチャード・M・シャーマンの書き下ろしボーカル曲が3曲。
そして日本盤はボーナストラックを1曲追加収録した全26曲。

ボーナストラックといっても日本人アーティストが歌ったエンディングテーマとかではなくて、
劇中でプーさんたちが歌っていた”Goodbye Farewell”の日本語バージョン。
(歌っているのは日本語吹き替えを担当した声優さん方)
「映画の世界観を壊してしまう邦楽アーティストのエンディングテーマ曲」というよくあるアレではないのでご安心下さい。

それにしてもあのリチャード・M・シャーマンが3曲新曲を書き下ろして、
そのうち2曲で自ら歌っているというのは何気にスゴいことですよ。
だってこの方、今年で御年90歳なんですから。
映画のエンドクレジットでは元気に歌っている姿も見られるし、
ディズニー・レジェンドの味わい深い歌声を是非聴いて頂きたいですね。

 

続きを読む

『プーと大人になった僕』日本版サウンドトラック・アルバムにライナーノーツを書かせて頂きました。

ウォルト・ディズニー・ジャパン様からのご依頼で、
『プーと大人になった僕』(18)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
音楽はジェフ・ザネリとジョン・ブライオン。

…などとアッサリ書いてますが、
今回の仕事はものすごくキツかった。。
前回の『インクレディブル・ファミリー』(18)も”ハードなお仕事”とブログで書いてましたが、
『プーと大人になった僕』はそれ以上にキビしかったのでした。。

 

続きを読む

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの追加音楽を手掛けてきた作曲家たち

エイベックス様からのご依頼で、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂いたわけですが、
映画も大ヒット上映中だし、
もう少し『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽について何か書いてみようかなと思ったのでまた書きます。
今回は字数の都合でライナーノーツに書けなかったネタ、
追加音楽(=Additional Music)を担当してきた作曲家を振り返ってみようかなと。

 

続きを読む