ランブリング・レコーズ様からのご依頼で、『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(17)のサントラ盤にライナーノーツを書かせて頂きました。
前回の投稿では「マイケル・ブルックにインタビュー出来ましたよ~」という話を書いたので、今回はどんな感じの音楽なのかをご紹介したいと思います。
マイケル・ブルックはキャリア初期にダニエル・ラノワやブライアン・イーノと交流を深めたミュージシャン。
したがって彼が作り出す音楽もアンビエント/ニューエイジ系ということになるわけですが、今回は「アンビエント/ニューエイジ系」と「オーソドックスな映画音楽」の中間的なサウンドといった感じ。
ブルックの過去の作品を挙げて音楽の雰囲気をご説明するならば、『不都合な真実』(06)ほどアンビエント寄りではないけれども、『ブルックリン』(15)ほど古典的なスタイルの映画音楽でもない。方向性としては『ウォールフラワー』(12)のスコアに最も近いサウンドではないかと思います。