30日の午後に、今年最後の仕事を済ませて参りました。
これで2008年度のレーベルの仕事は全て終了という事になります。
28日と29日は仕事のリサーチ&私用で東京に行っていたのですが、ニュースで報道された通り、
29日は東北新幹線が運行管理システムのトラブルに見舞われまして、仙台に戻ってくるのも
ひと苦労でございました。
「帰省ラッシュ+運行ダイヤの乱れ」ですから、その混雑ぶりは推して知るべしといった感じです。
ああ疲れた。JRもこういう大事な時期にトラブル起こすかなぁ、フツー。
さて今回は2008年を振り返るという事で、今年購入したアルバムで個人的に気に入った作品を
トップ5形式で挙げてみたりしたいと思います。
1. PUPA “Floating Pupa” (EMIミュージック・ジャパン)
今年一番聴きました。エレクトロニカとアコースティック・サウンドが絶妙なさじ加減でミックスされた
心地よいサウンド。幸宏さんの名盤”Blue Moon Blue”に「キュートさ」を加味した進化形かと。
「Tameiki」と「How」を聴いて高野寛さんの完全復活を確信した次第です。
2. Daryl Hall & John Oates “Live at the Troubadour” (Shout! Factory)
ホール&オーツの2008年5月のライブを収録したCD2枚組+DVD付きの豪華盤。ダリル・ホールが
web上で展開しているライブ企画”Live from Daryl’s House”の延長線上にあるアンプラグドな
演奏ですが、彼らの80年代の瑞々しさが随所に感じられてよい感じです。
3. Yellow Magic Orchestra “LONDONYMO” & “GIJONYMO” (commons)
YMO(というかHuman Audio Sponge)のロンドン/スペイン公演を収録したライブ盤。Sketch Showの
楽曲は(いい曲ではあっても)淡々としたノリのものが多かった印象があるのですが、このライブの
アレンジはメリハリが効いていて、ワタクシはこちらのバージョンの方が好きです。
4. Steve Jansen “Slope” (samadhisound)
元JAPANのスティーヴ・ジャンセンの初ソロ作品。アンビエント/エレクトロニカ系の楽曲がメインで、
シルヴィアンやティム・エルセンバーグらがゲスト・ヴォーカリストとして参加。出来ればスティーヴも
1曲くらい”Stay Close”や”BETSU-NI”で披露した美声を聴かせてほしかった…。
5. miette-one “Children’s Corner” (abcdefg record / Girl School)
名古屋のインディーズレーベル「abcdefg record」の女番長(とレーベルのサイトに書いてあります)、
miette-one女史による、ヨーロピアン・テイスト溢れるラブリーなガールズポップス・アルバム。
「インディーズでガールズポップスを演るとはどういう事か?」という課題に対するひとつの答えが
この作品にはあるのではないかと思います。勉強になりました。
…とまぁ、見事に偏ったラインナップになってしまいましたが、そもそもマイベストなんていうのは
そういうものなわけでして、大目に見て頂ければと思います。
明日は映画『ミラーズ』(08)を観てきます。