Band Bio
バンドの始まりは1999年。Stuck Mojoのリッチ・ワードが"Fozzy Osbourne"の名前で始めたお遊び感覚のヘヴィメタルのカヴァーバンドだった。テキサスで行われたプロレス・ショーの後、大のハードロック／ヘヴィメタル好きで知られるプロレスラーのクリス・ジェリコ（親日家としても有名）とリッチが出会った事から意気投合。ジェリコはバンドのセッションに時々顔を出すようになったが、この時はまだ正式メンバーではなかった。
しかし翌年、ジェリコはレスリングの試合中に負傷し４ヶ月の長期休場を強いられる事になる。溜まりに溜まったフラストレーションとエネルギーの発散の場（？）を音楽に求めた彼は、ヴォーカリストとしてバンドに正式加入。この時からバンド名を"FOZZY"に変更する。
活動初期は主にトゥイステッド・シスターやジューダス・プリーストなどハードロックの有名曲のカヴァーを演奏していたが、セカンド・アルバム"Happenstance"からバンドのオリジナル曲の比重が大きくなり、続くサード・アルバム"All That Remains"は全曲オリジナルの構成となった。国内外のライヴ・イベントにも積極的に出演し、2005年にはオーストラリア・ブリスベンでのライヴを成功させた。
そして2010年、FOZZYは新作アルバム"Chasing the Grail"をひっさげてヘヴィメタルの世界へと帰ってきた。ロックンロールの「聖杯」を追い求める彼らの旅は、いま始まったばかりだ。
